目次
小見出しも全て表示
閉じる
よく噛んでゆっくり食べる
早食いにより、食べ物がきちんと噛み砕かれていない状態で胃に送られると、胃の調子が悪くなるおそれが。
よく噛んでゆっくり食べることで、胃への負担を抑えられますよ。また、消化酵素の分泌も促進されます。ひと口あたり30回を目標にしてくださいね。(※1,8)
よく噛んでゆっくり食べることで、胃への負担を抑えられますよ。また、消化酵素の分泌も促進されます。ひと口あたり30回を目標にしてくださいね。(※1,8)
管理栄養士が答える!お腹にやさしい食べ物についてのQ&A
Q. 胃炎や胃痛のときに良い食べ物は?
A:消化時間が短い食パンやおかゆ、うどん、半熟卵などが適しています。
胃にやさしい食事とは「消化時間(胃にとどまる時間)が短い食事」とも言えます。食パンやおかゆ、半熟卵などの消化時間は2時間以内。うどんや煮魚は3時間以内です。それに対して、ベーコンやうなぎ、天ぷらなどは消化時間が4~5時間。バターに関しては、12時間もかかります。
脂質の多いものや繊維質で硬いもの(ごぼう、たけのこ、セロリなど)は消化時間が長いためなるべく避けましょう。(※1,9)
胃にやさしい食事とは「消化時間(胃にとどまる時間)が短い食事」とも言えます。食パンやおかゆ、半熟卵などの消化時間は2時間以内。うどんや煮魚は3時間以内です。それに対して、ベーコンやうなぎ、天ぷらなどは消化時間が4~5時間。バターに関しては、12時間もかかります。
脂質の多いものや繊維質で硬いもの(ごぼう、たけのこ、セロリなど)は消化時間が長いためなるべく避けましょう。(※1,9)
Q. 下痢のときに良い食べ物は?
A:おかゆ、白身魚、やわらかく煮た野菜、あたたかい飲み物や汁物などがよいですよ。
下痢の時は、おかゆや白身魚などを活用して消化の良い食事をしましょう。また、副菜はやわらかく煮たほうれん草、大根、にんじんなどがおすすめです。
下痢とは水分が異常に多い状態の便のことですので、水分補給も重要です。ただし、冷たいものは胃を冷やし消化不良の原因となるため、あたたかい飲み物やスープにしましょう。(※6,10)
下痢の時は、おかゆや白身魚などを活用して消化の良い食事をしましょう。また、副菜はやわらかく煮たほうれん草、大根、にんじんなどがおすすめです。
下痢とは水分が異常に多い状態の便のことですので、水分補給も重要です。ただし、冷たいものは胃を冷やし消化不良の原因となるため、あたたかい飲み物やスープにしましょう。(※6,10)
Q. 胃腸の健康をサポートする効果がある食べ物は?
A:β-カロテンが豊富なにんじんがおすすめです。
にんじん100gあたりには、β-カロテンが8,600μg含まれています。β-カロテンは、体内でビタミンAとなり胃粘膜を修復・保護をし胃を丈夫にする作用が期待できますよ。また、にんじんは消化の良い食品でもありますよ。(※1,11,12)
にんじん100gあたりには、β-カロテンが8,600μg含まれています。β-カロテンは、体内でビタミンAとなり胃粘膜を修復・保護をし胃を丈夫にする作用が期待できますよ。また、にんじんは消化の良い食品でもありますよ。(※1,11,12)
Q. 胃での消化を助ける効果がある食べ物は?
A:ジアスターゼを含む大根や山芋がおすすめです。
でんぷんの消化を助ける酵素であるジアスターゼ。大根に含まれていることは有名ですが、さらに2~3倍ものジアスターゼを含有しているのが山芋です。ジアスターゼは加熱すると壊れてしまうため、生で食べるのがおすすめですよ。(※12,13)
でんぷんの消化を助ける酵素であるジアスターゼ。大根に含まれていることは有名ですが、さらに2~3倍ものジアスターゼを含有しているのが山芋です。ジアスターゼは加熱すると壊れてしまうため、生で食べるのがおすすめですよ。(※12,13)
Q. 外食でおすすめなお腹にやさしい食べ物や料理は?
A:外食では和食がおすすめです。おかゆやごはん、うどん、煮魚などの日本人になじみ深い和食を選ぶのがポイントですよ。
にんにくや油、香辛料を使う料理が多い中華や洋食は、胃腸に負担がかかり消化不良を起こすおそれがあります。(※9)
にんにくや油、香辛料を使う料理が多い中華や洋食は、胃腸に負担がかかり消化不良を起こすおそれがあります。(※9)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。