ライター : 青木貴子

管理栄養士

フードスペシャリスト・全米YOGAアライアンスRYT200時間修了。短期大学にて栄養士の資格を取得。卒業後、4年制大学に編入し、食に関する知識を深めました。その後、保育園の栄養士とし…もっとみる

離乳食の完了期ってどんな時期?

赤ちゃんが朝昼夕の三食をしっかり食べ、バナナくらいの固さのものを歯ぐきでつぶして食べられるようになってきたら、そろそろ離乳食も完了期へステップアップの時期にさしかかります。

離乳食の完了期には、形のある食べ物をかみつぶすことができるようになります。食事からエネルギーや栄養素の大部分を摂れるようになるため、母乳または育児用ミルクは、離乳食の進行状況により補助的に摂取するようになってきますよ。離乳食の完了期は、生後12~18ヶ月頃と言われています。

完了期は、生活リズムを整えること、いろいろな食品の味や舌触りを楽しむことを大切に離乳食を進めていくといいですよ。楽しく食べる体験を増やしていくことも重要です。赤ちゃんのペースに合わせて進めながら、食べる意欲を育てていきましょう!(※1)

完了期の離乳食。この時期の食事のポイントは?

完了期になると、赤ちゃんの口は大人と同じように動くようになってきますが、噛む力はまだ不十分。いろいろな食べ物を、上手に食べられるように練習する時期です。完了期の離乳食のポイントを抑えておきましょう。

回数・時間の間隔

食事の回数は朝、昼、夜と、一日3回を基本としましょう。一度にたくさん食べることのできない赤ちゃん。午前と午後のおやつ時間を活用して、エネルギーになるものを中心に食べさせてあげるといいですね。

規則正しい生活習慣を身につけるための大切な時期です。毎日決まった時間に食べることで、生活リズムを整えていきましょう。(※1,2)

固さの目安はどのくらい?

歯ぐきで食べものをすりつぶしたり、前歯でひと口量を噛み切ったりする練習をする完了期。やわらかい肉団子くらいの固さが目安です。いろいろな食感、歯ごたえの食べ物を食べることで、舌や唇、あごを動かせるようになっていきます。たくさんの経験をさせてあげましょう。

大人と同じものを食べたがることもありますが、大人と同じ固さの食べ物をすりつぶすことは完了期の赤ちゃんにはむずかしいもの。口に入れても、実は丸飲みしていたということも少なくないので、赤ちゃんの食べる様子を見ながら固さを調整することが大切です。(※2)

味付けの目安はどのくらい?

完了期の赤ちゃんは大人と同じような食べ物が食べられるようになってきますが、まだまだ薄味を心がけたいところ。では、薄味とはどれくらいなのでしょうか?食事摂取基準によると、小児(1〜2歳男児・女児)の食塩相当量の目標量は、1日あたり3.0g未満です。

ちなみに、30~49歳の食塩相当量の目標量は男性で7.5g未満、女性で6.5g未満とされています。大人が食べている味付けの1/2以下でよいことがわかりますね。味付けは、だしをきかせたものを基本とし、ほんの少しの調味料を足してあげるだけで十分です。素材の味を活かした料理を心がけましょう。(※3)

完了期の離乳食。食べる量は?献立の立て方は?

「何をどのくらい食べさせたらいいの?」離乳食は疑問だらけ。食べる量と献立の立て方を解説します!
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
この記事に関するキーワード

特集

FEATURE CONTENTS