4. そうめんおやき

Photo by 長曾我部 真未

材料(作りやすい分量)

  1. ゆでたそうめん……80g
  2. 卵……1個
  3. 小松菜……1束(やわらかくゆでてみじん切りにしておく)
  4. かつおぶし……1/2パック
  5. すりごま……小さじ1杯
  6. めんつゆ……大さじ1杯
  7. 片栗粉……大さじ1杯
  8. ごま油……少々

作り方

  1. ボウルに卵をとき、そうめん・片栗粉・かつおぶし・小松菜・めんつゆを加えてよく混ぜる
  2. 熱したフライパンにごま油をうすくひき、(1)を薄く広げて弱火〜中火で焦げないようにじっくり焼く
  3. できるだけカリカリになるようにしっかり焼いたら、ひっくり返して片面も焼く
  4. 焼き上がったら食べやすい大きさにカットして完成
ポイントと注意点:
・細長くカットするとつかみ食べの練習になります

完了期におすすめのおかずレシピ3選

5. アスパラの野菜スティック

Photo by 長曾我部 真未

材料(作りやすい分量)

  1. アスパラ……3本(穂先から数cmを使用)

作り方

  1. 穂先以外の部分はピーラーで皮をむく
  2. (1)をラップでふんわりと包み、レンジ500wで2〜3分ほど加熱する
  3. 流水で冷ましたら完成
  4. お好みでマヨネーズやみそを付けて食べる
ポイント・注意点:
・赤ちゃんが食べづかみできるメニューです
・赤ちゃんが持ちやすい長さにカットしてください
・アスパラは太さによってサイズが異なりますが、一般的にMサイズ〜Lサイズのものが赤ちゃんが食べやすいサイズです

6. みょうたま

Photo by 長曾我部 真未

材料(作りやすい分量)

  1. 豆苗……1/2パック(根元を落として洗っておく)
  2. 卵……1個
  3. サラダ油……少々
  4. a. しょうゆ……少々
  5. a. 砂糖……少々

作り方

  1. 豆苗を赤ちゃんの食べ進み具合に合わせた大きさに切る
  2. 熱したフライパンにサラダ油を薄くひき、卵を溶き入れたら手早くかき混ぜて炒り卵を作る。できたら一旦別の皿に取り出す
  3. (2)のフライパンに豆苗を入れて、強火で40~50秒炒める
  4. 豆苗がしんなりしたら、(a)(2)の卵を加えて炒め合わせて完成
ポイントと注意点:
・フライパンをあらかじめ強火で熱して短時間で仕上げると卵がふわふわに仕上がります
・「ふわとろ」に仕上げたいときは、溶き卵にサラダ油を少し加えておきます
・食感は赤ちゃんの好みに合わせてください

7. 和風ラタトゥイユ

Photo by 長曾我部 真未

材料(作りやすい分量)

  1. パプリカ……1個
  2. なす……1本(中サイズ)
  3. ズッキーニ……1本(大きすぎないもの)
  4. 玉ねぎ……1個
  5. トマトピューレ……50g
  6. かつおだし……200g
  7. 塩……小さじ1/2杯
  8. オリーブオイル……小さじ1杯
  9. ※大人の取り分けレシピです。分量は大人2人と赤ちゃん1人分です

作り方

  1. なすとズッキーニとパプリカは皮をむいて乱切りに、玉ねぎは1cm角に切る
  2. 鍋を熱したらオリーブオイルをひき、玉ねぎをしんなりするまで炒める
  3. なすとズッキーニとパプリカを加えて軽く炒めたら、トマトピューレとかつおだしを加えて煮込む
  4. 煮立ったら弱火にし、約20分ほどさらに煮込む
  5. 塩を加えて味を整えたら、ふたをしてさらに5分ほど弱火で煮込み、味をなじませたら完成
ポイント・注意点:
・冷蔵庫で冷やしてもおいしく食べられます
・赤ちゃんに与える際は、離乳食の進み具合に合わせて野菜をカットしてください
・塩分が気になる場合は、塩を加える前に赤ちゃんの分だけ取り分けてから味付けしましょう

離乳食を食べてくれない。そんなときは

頑張って作った離乳食を食べてくれないと、がっかりした気持ちになりますよね。しかしながら、無理に食べさせてしまうことで、食べること自体を嫌いになってしまっては本末転倒です。無理強いする前に、試してみたいアイデアをご紹介します。

ポイント

  1. 食べない理由を観察する
  2. 離乳食後期に戻る
  3. 作っている様子を見せる
意志が強くなってくると、ちょっとした理由で食べたり食べなかったりすることも。「食感が苦手?」「おなかがすいていない?」「自分で食べたかった?」など、よく観察することで食べるパターンを見つけられるかもしれません。

また、完了期は赤ちゃんの個性が強くなり、食べムラや好き嫌いが生じるなどお母さんの心理的負担が大きくなる時期です。離乳食は「行きつ戻りつ」で、完了期に移行して赤ちゃんがあまり食べなくなったと感じたら、離乳食後期のスタイルに戻っても全く問題ありません。離乳食の進み具合は個人差が大きいので、赤ちゃんにあわせたペースで進むことが大切です。

そのほか、離乳食を作っている様子を見せ、ワクワクした気持ちを高めるのもひとつの手。料理のにおいや、作っているときの会話など、赤ちゃんは敏感に感じ取ります。食べることへの期待値を上げて、食べる意欲へとつなげられるといいですね。

赤ちゃんと完了期の離乳食を楽しもう!

離乳食完了期では、食べること自体を楽しむことがとても大切です。離乳食は食べることを練習している時期なので、うまくいかない日もあります。ほかの赤ちゃんと比べる必要もありません。できたことにフォーカスして楽しい食事の時間を過ごしましょう。
【参考文献】
(2020/12/22参照)
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