ライター : dressing

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フランス北西部に位置するブルターニュ地方の郷土料理「そば粉のガレット」。そば粉をベースにした生地を薄く伸ばして焼き上げたものだ。   海に面し自然の豊かなブルターニュ地方は、海の幸が豊富な反面、湿気が多く小麦の栽培には適していなかった。そのため、そば粉を料理に使うようになったという。
ガレットは手軽に作れて、食事系もスイーツ系もどちらでも楽しめるのが魅力だが、おいしく作るためには、知っておきたいポイントが5つある。ポイントといっても難しいテクニックはなく、簡単に実行できるものばかりだ。 ではさっそく、そのポイントから紹介しよう。

基本の「そば粉のガレット」をおいしく作る、5つのポイント

【point1】生地に少量の「ハチミツ」を入れる

生地に少量のハチミツを入れると、ハチミツの保湿効果によりしっとりとした生地に焼き上がる。

【point2】生地をひと晩寝かせる

生地は、混ぜてすぐには焼かず、ひと晩寝かせると生地が落ち着いておいしく焼き上がる。

【point3】フライパンに入れる直前に再度混ぜなおす

ひと晩寝かせた生地は、やさしく混ぜてから使用する。混ぜてから焼かないと生地にムラが生じて焼き上がりに影響する。

【point4】焼くときの火加減は「中火」

火加減は中火がベスト。弱火でじっくり時間をかけると生地が乾燥してしまい、強火だと焦げやすい。しかし、レシピに蒸す工程がある場合は、焦げすぎを防ぐため蒸している間は弱火が良い。

【point5】生地の周りがカリッとしてきたら、折りたたみのサイン!

おいしく焼き上げるには、生地の完成を見極めるのが重要。ガレット生地の周りがカリッとしてフライパンからはがれてきたらOK! 折りたたんで成形しよう。

シュガーバターでシンプルに食べる「基本のガレット」

5つのポイントをおさえたところで、まずは「基本のガレット」を工程写真付きで紹介しよう。 生地のおいしさをストレートに味わうなら、シュガーバターでシンプルに食べるのがオススメだが、お好みでメープルシロップやハチミツをかけてもいいし、フルーツをトッピングしてもおいしい。

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