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冷凍カニをおいしくする「3つのルール」
- 「生」は流水解凍、「ボイル」は冷蔵庫で解凍する
- 旨みが抜けるため完全解凍しない
- 「生」は短時間で、「ボイル」はゆっくり時間かけて解凍する
冷凍カニは、生とボイルで解凍方法を変えよう!
手軽に楽しめる冷凍カニは、冬の献立や年末年始の集まりに重宝します。ただ、解凍方法を間違えると旨みが抜けてしまったり身がパサついてしまったりすることも。冷凍カニは、生とボイルで解凍方法を変えるのが重要です。
この記事では、冷凍カニの適切な解凍方法とカニの種類別おすすめの食べ方をご紹介します。解凍する際の注意点もチェックしておきましょう。
この記事では、冷凍カニの適切な解凍方法とカニの種類別おすすめの食べ方をご紹介します。解凍する際の注意点もチェックしておきましょう。
生の冷凍カニのベストな解凍方法&解凍時間
生の冷凍カニをおいしく解凍するには、自然解凍せず短時間で流水解凍するのがコツ。生のカニは、解凍して時間が経つと黒く変色してしまいます。その理由はカニがもつ酵素が空気中の酸素と反応するため。食べる直前に短時間で解凍するのがポイントです。
解凍する際は、生の冷凍カニが入ったパックのままか、食べる分をポリ袋に入れて密封します。ボウルに入れ、水を流しながら流水解凍しましょう。解凍時間は5〜10分が目安。
カニの表面の薄氷(グリース)が溶け、外側はやわらかく中心部分はまだ固い半解凍状態が、食べるのに最適のタイミングですよ。黒変する前にすぐに加熱調理して食べましょう。(※1)
解凍する際は、生の冷凍カニが入ったパックのままか、食べる分をポリ袋に入れて密封します。ボウルに入れ、水を流しながら流水解凍しましょう。解凍時間は5〜10分が目安。
カニの表面の薄氷(グリース)が溶け、外側はやわらかく中心部分はまだ固い半解凍状態が、食べるのに最適のタイミングですよ。黒変する前にすぐに加熱調理して食べましょう。(※1)
おいしさをそのままに解凍するコツ
- 食べる直前に短時間で解凍する
- 旨みが抜けるため完全解凍しない
- 黒変の原因となるため自然解凍はしない
ボイルした冷凍カニのベストな解凍方法&解凍時間
ボイルした冷凍カニを解凍する際は、低温でゆっくり時間をかけて解凍するのがコツです。冷凍カニはグリースと呼ばれる薄い氷の膜で覆われ乾燥を防いでいますが、解凍するとグリースが溶けてしまうので、ドリップ対策は必須。
ボイルした冷凍カニはパックから取り出してキッチンペーパーで包み、水切りトレーにのせてポリ袋に入れます。解凍時間は冷蔵庫で約1日。グリースが徐々に溶け大量の水分が出るため、カニが水分に浸らないようにしておくと旨みが流れ出ずに済みます。
生の冷凍カニと同様に、完全解凍せず外側はやわらかく中心部分はまだ固い半解凍状態で食べるようにしましょう。
ボイルした冷凍カニはパックから取り出してキッチンペーパーで包み、水切りトレーにのせてポリ袋に入れます。解凍時間は冷蔵庫で約1日。グリースが徐々に溶け大量の水分が出るため、カニが水分に浸らないようにしておくと旨みが流れ出ずに済みます。
生の冷凍カニと同様に、完全解凍せず外側はやわらかく中心部分はまだ固い半解凍状態で食べるようにしましょう。
おいしさをそのままに解凍するコツ
- 低温でゆっくり時間をかけて解凍する
- ドリップが流れ出るのを防ぐため、急激な温度変化で解凍するのを避ける
- 旨みが抜けるため完全解凍しない
急ぎの際のNG解凍法
急いで解凍したい場合、生もボイルも、電子レンジや室温で解凍するのはNGです。電子レンジで解凍すると細胞が壊れて旨みが流出し食感も悪くなります。
また室温で解凍すると急激に温度が変化し、カニの旨みが流れ出てしまいます。また臭みの原因にもなりますよ。急いでいる場合は、流水解凍が一番の近道です。
また室温で解凍すると急激に温度が変化し、カニの旨みが流れ出てしまいます。また臭みの原因にもなりますよ。急いでいる場合は、流水解凍が一番の近道です。
冷凍カニは凍ったまま調理はNG
冷凍カニは、凍ったままゆでたり蒸したりして調理するのはNGです。凍ったまま加熱すると、カニの旨みや風味が流れ出してしまい身がパサついてしまいます。半解凍の状態で調理するのがベストです。
【種類別】解凍後の冷凍カニを最高においしく食べる方法
| 種類 | 最適な食べ方 | 加熱時間の目安 | 調理のコツ |
|---|---|---|---|
| タラバガニ | 焼きガニ | 生:弱火で5分、強火で1分焼く ボイル:片面2〜3分ずつ焼て温める | 焼きすぎると身がパサつくので火加減に注意 |
| バター焼き | 生:強火で焼いて2〜3分蒸し焼き ボイル:2〜3分温める | 8割ほどの半解凍の状態で調理する | |
| ズワイガニ | カニしゃぶ | 生&ボイル:5〜10秒 | サッと湯通し、半生状態で食べる |
| 鍋 | 生&ボイル:3~5分加熱 | 加熱しすぎると身が硬くなりパサつく 生の冷凍カニがおすすめ | |
| 刺身 | 生:解凍してそのまま | 「刺身用」「生食用」と明記された高鮮度の冷凍カニを選ぶ | |
| 毛ガニ | 蒸しガニ | 生&ボイル:強火で15〜20分ほど蒸す | 粗熱が取れてからさばくと、身が崩れにくい |
| カニみそ | 生&ボイル:甲羅ごと弱火で10分ほど加熱 | 香ばしくなったら食べごろ 焦げ付かないよう注意する |
食べ応えがあり身が甘いタラバガニは、焼きガニやバター焼きなどで味わうのがおすすめです。ズワイガニは、ふんわりとした身のやわらかさと強い甘みが特徴。カニしゃぶや鍋、刺身などで味わうと繊細なおいしさを堪能できます。
毛ガニはなんと言ってもカニみそが絶品。蒸しガニにしてカニみそと一緒に味わうのが醍醐味と言えます。冷凍カニを食べる際は、解凍後は鮮度が落ちていくので、できるだけ早めに食べ切りましょう。当日中が理想です。
毛ガニはなんと言ってもカニみそが絶品。蒸しガニにしてカニみそと一緒に味わうのが醍醐味と言えます。冷凍カニを食べる際は、解凍後は鮮度が落ちていくので、できるだけ早めに食べ切りましょう。当日中が理想です。
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