ライター : きく

「豆パン」とは?

発祥地は?

みなさん、豆パンを食べたことがあります?甘く煮たお豆を生地に練りこんだパンで、パン屋さんやコンビニ、スーパーのパンコーナーなどで見かけますよね。そんな豆パンの発祥地は、北の大地北海道だと言われています。 1940年頃、製パン会社「ロバパン」が北海道大学農学部教授や生徒から小豆を煮たものをパンに入れて焼いてみては?という提案を受けたことが、豆パンを作るきっかけになったとか♪ そして、そのおいしさが評判になり、北海道では現在も、お店で購入できるだけではなく、給食のパンとして子供から大人まで親しむ、まさに故郷の味と言える食べ物なったそうです。

素材や特徴とは?

北海道の豆パンの特徴は、金時豆を甘く煮た甘納豆を使っていること。豆パンが作られた当時、多くの金時豆が北海道で作られていたことが理由のひとつと言われています。 パン生地にはやわらかいコッペパン生地が使われていますが、最近流行りのブランジェリーやペイストリーのようなパン屋では、フランスパンのような硬さのある生地を使うこともあり、各お店や地域独特の新しい豆パンが増えています。

「豆パン」の種類

甘納豆を主要な原料として製造が始まった豆パンですが、ほかにもアズキや大納言、うぐいす豆などさまざまな種類のお豆を使って作る豆パンもあります。ここでは豆パンの種類についてご紹介します。

甘納豆パン

金時豆

北海道生まれの豆パンの原料となっている「金時豆」。北海道ではパンだけではなく、お赤飯に甘い金時豆を使用します。甘くてしょっぱいを食事として楽しむのが道産子流♪

アズキ・大納言

和風のお菓子に欠かせない素材、アズキと大納言。甘く煮詰めてシンプルな豆パンにしたり、生地の上にのせて焼いてもおいしそう!アンコにして豆パンに加えても、お豆を楽しめるアレンジです。

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