
ライター : エマ
“食”を通じて、いろんな人と関わりたい。ライターとして、食の理解者として、日々いろんなことを勉強中。
かぼちゃの種は食べられるんです!
一般的に、かぼちゃを種まで食べるという方は多くないと思います。たいていの場合は果肉だけ調理して種は捨てられてしまいますが、それはもったいないかも!? 実は、種は欧米ではなじみのある食材であり、薬として食べられてきた歴史もあるほど栄養がたっぷり含まれているのです♪
女性に嬉しい!かぼちゃの種の成分とカロリー
ビタミンE、B1、B2の効果・効能
かぼちゃの種には、ビタミンEのほか、B1、B2が豊富に含まれています。これらのビタミン群は、代謝酵素の働きを助けたり、体の機能をきちんとした状態に保つのに必要な栄養素。体内では自然に作ることができないため、かぼちゃの種など食品からとる必要があります。
不飽和脂肪酸の効果・効能
かぼちゃの種は、不飽和脂肪酸のリノール酸やオレイン酸が含まれた食材です。これらの不飽和脂肪酸にはLDLコレステロールを減らしたり、血圧を下げるといった嬉しい効能が期待されています。
カロリーが高いので食べ過ぎには注意!
カロリーはかぼちゃの種ひと粒(約0.5g)あたり約3kcalあります。栄養が豊富だからといって食べすぎには注意です!また、市販品は塩味が付いて売られているものも多いため、食べすぎて塩分過多にならないよう気を付けてください。だいたい1日に10粒から15粒程度にとどめておくようにしましょう。
皮はむいたほうがいい?むかなくてもいい?
皮ごと食べられるのは限られた品種のかぼちゃ
かぼちゃの種は表面が白い皮で覆われています。あまり日本ではポピュラーでないペポカボチャという品種は、種がやわらかいので殻付きで食べられるともいわれているようです。
しかし、日本人がよく食べる日本かぼちゃや西洋かぼちゃの種は殻が硬いため、表面の白い皮をむいてから食べる必要があります。
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