舞茸のすべて。栄養からおいしい食べ方まで完全解説!

今では一年中スーパーで見かける「まいたけ」。食べたいけど、使い切れず腐らせてしまっていませんか?今回は上手な保存方法やまいたけの特徴を生かしたレシピ、また、栄養成分などの基礎知識をご紹介していきます。

魅力満載!「まいたけ」ってどんなきのこ?

生態や栽培方法

まいたけはカワラタケと同じサルノコシカケ科で、この科のキノコで食用として使えるものはまいたけだけです。

まいたけの栽培方法は2つあり、1970年代に原木に種菌を接種して栽培する「原木栽培」が可能になり、市場によく出回るようになりました。1990年代には人工の菌床でキノコを栽培する「菌床栽培」が普及し、今ではこのに「菌床栽培」によるものが一般に市場に多く見られます。

現在市場に出回っているものはほとんどが人工のものであり、天然のまいたけは「幻のキノコ」と言われるほど希少で値段も高価です。

主な産地と旬

まいたけは全体で4万8523トンもの生産量があります。

生産量とその割合のTOP3は、
1位:新潟県……3万275トン(62.4%)
2位:静岡県……5,437トン(11.2%)
3位:福岡県……3,810トン(7.9%)

となっています。(平成28年農林水産省「特用林産物生産統計調査」より)

市場に出ているまいたけはほとんど人工のため、年間を通して流出しています。天然物のまいたけは多くが地元で消費されるので全国に流通する事はほとんどありませんが、9〜10月の短い期間が旬となります。人工のものも比較的9〜10月ごろに多く出回ります。

やはり、晩秋から冬にかけての鍋がおいしい季節にもっとも多く売れるようですね♪

まいたけの栄養価と効能

βグルカン

まいたけの栄養素でもっとも注目されているのがβグルカンという不溶性食物繊維です。きのこに多く含まれる成分として有名ですが、その中でもまいたけの含有量はトップクラス!

βグルカンを摂取することで免疫機能のサポートに繋がります。免疫力が上がることでウイルスや細菌に対する抵抗力が高くなったり、アレルギーの予防などにも役立ったりします。

また、ほかの食物繊維と同じように整腸作用も期待できますよ。

エルゴステロール

エルゴステロールは収穫後の天日(紫外線)によりビタミンDに変化します。ビタミンDがカルシウムの代謝をサポートすることで、体内で骨や歯を作る助けとなります。もしビタミンDが不足すると骨がもろくなったり細くなったりするため、健康な身体づくりに欠かせない栄養素のひとつです。

ミネラル

まいたけにはカリウムや鉄などのミネラルも豊富に含まれています。カリウムは、体内のナトリウムとバランスを取って血圧を調整してくれる働きを持っています。

鉄は赤血球を作っているヘモグロビンの成分で、体内の酸素の運搬を助ける働きがあります。

おいしいまいたけの選び方と保存方法

まいたけの選び方

新鮮なまいたけはかさの色がはっきりとしています。市場で売られているものには、小さく一株ごとになったものと大株を切り分けたものがありますが、大株のほうが肉厚な傾向にあるので、小さい株のものよりもまいたけの方が歯触りを楽しめるでしょう。

持ってみて重みがあるもの、軸の部分が締まってるものがおいしいまいたけの特徴といえるでしょう。

おいしさ長持ち!上手な保存方法

スーパーでパックに入ったまいたけをそのまま冷蔵保存する方が多いのではないでしょうか?

まいたけを冷蔵保存する際にはパックのままだとパック内に水分がこもってしまい、カビや風味が落ちる原因となってしまうので、キッチンペーパーか新聞紙で包み、ジッパー付き保存袋に入れて冷蔵し、3〜4日程度を目安に消費しましょう。

保存期間が1ヶ月ほど長持ちする冷凍保存では、細胞中の水分が氷の結晶になり体積が膨張することで細胞壁を壊し、栄養が溶け出るため、摂取しやすくなります。

さらに、冷凍することで細胞が破壊され、旨味成分のグアニル酸を生み出すヌクレアーゼという酵素が働きやすくなり、まいたけの旨みがアップします。

冷凍保存したまいたけを調理する際は、凍ったまま炒め物やお味噌汁、お鍋などに使うと旨味成分を流さずそのまま食べられるのでオススメです!

効果的な調理方法

まいたけは長時間加熱することで、風味や歯ごたえが失われてしまうので、出来るだけ短時間で調理したほうがいいでしょう。まいたけに含まれる栄養素は水溶性のものが多く、水分に溶け出してしまうので、汁まで食べられるスープや味噌汁、または、なるべく汁が出ない料理にすることがオススメです。

まいたけに含まれる旨味成分のグアニル酸は70度での加熱を続けることで増えるので、なるべく低温調理で加熱しましょう。逆に、100度を超える加熱はまいたけの香りも旨味成分も破壊されてしまうので高温加熱には気を付けましょう。

まいたけを使った絶品レシピ8選

特集

SPECIAL CONTENTS

WRITER

kybeti

カテゴリー

CATEGORY

ランキング

RANKING

毎日更新!SNSで逃さずチェックしよう