まいたけの選び方

新鮮なまいたけはかさの色が濃く光沢があります。また、軸が白いところも見分けるポイントです。実際に持ってみて重みがあるもの、軸の部分が締まってるものがおいしいまいたけの特徴ですよ。鮮度が落ちると、表面に水分がでてしなっとするため、そういうまいたけはなるべく避けましょう。

おいしさ長持ち!上手な保存方法

スーパーでパックに入ったまいたけを、そのまま冷蔵保存する方は多いのではないでしょうか?

まいたけを冷蔵保存する際、パックのままだと水分がこもってしまい、カビや風味落ちの原因に。少しだけ手間はかかりますが、キッチンペーパーか新聞紙で包み、ジッパー付き保存袋に入れて、3〜4日程度を目安に消費しましょう。

また、すぐに食べない場合は保存期間が約1ヶ月の冷凍保存がおすすめ。石づきを落とし小房に分けジッパー付きの保存袋に入れ保存しましょう。冷凍することで細胞が破壊されるので、おいしさもアップしますよ。

冷凍保存したまいたけを調理する際は、凍ったまま炒め物やみそ汁、鍋などに使うと便利でおいしくいただけます。

舞茸の栄養を活かす食べ方・調理のコツ

油と合わせて食べる

骨や歯の発育に重要なビタミンD。まいたけ100gあたりには4.9μg含まれています。ビタミンDは油に溶けやすい脂溶性ビタミンのひとつ。そのため、炒め物や揚げ物など油と一緒に摂取することで、吸収率が上がりますよ。(※5,6)

スープやみそ汁に加える

栄養素は水溶性と脂溶性の大きく2つに分けられます。水溶性は水に溶けやすい性質を持っています。例えば、カリウム・ビタミンB1・ビタミンCなど。

水溶性の栄養素を損なわず摂るなら、スープやみそ汁にするのがおすすめ。溶け出した栄養を無駄なく摂取できますよ。(※14)

水洗いをしない

まいたけを水洗いをすると、水溶性の栄養素が流れ出てしまいます。旨みや食感も失われやすいため、水洗いはなるべく避けてください。もしもまいたけに汚れが見られる場合は、キッチンペーパーや硬く絞ったふきんでやさしく拭き取るようにしましょう。(※14)

短時間で加熱する

栄養素によっては、熱に弱い成分もあります。加熱に時間がかかればかかるほど栄養素の損失も大きくなります。加熱する際は高温でさっと短時間で済ましましょう。(※15)
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