食物繊維

まいたけには、100gあたり水溶性食物繊維が0.3g、不溶性食物繊維が3.2g含まれています。

食物繊維には2種類あり、まいたけには水に溶けにくい不溶性食物繊維が豊富です。不溶性食物繊維は、水分を吸収し便のカサを増やすため、スムーズな排便へとつながります。また、食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなるため、腸内環境が整いますよ。(※6,7)

カリウム

まいたけには、100gあたりカリウムが230mg含まれています。

カリウムは、細胞の浸透圧を一定に保つはたらきがあります。また、ナトリウムを尿や汗として排泄する作用もありますよ。そのため、食塩の摂り過ぎが気になる場合は、カリウムの積極的摂取がおすすめです。むくみ対策も期待できます。(※6,8,9)

ポリフェノール

ポリフェノールとは、苦味・渋味・色素の成分のこと。自然界におよそ5000種類も存在しており、まいたけにも含まれています。

ポリフェノールには、紫外線やストレスなどによって体内で発生し、老化の原因となる「活性酸素」を除く抗酸化作用があります。そのため、ポリフェノールは、老化対策が期待できる成分のひとつです。(※10)

舞茸の栄養に期待できるダイエット効果

まいたけは、100gあたり22kcalと低カロリーな食材です。それに加え、不溶性食物繊維やβグルカンが豊富なので、便秘対策が期待できますよ。また、ほかのきのこにはないまいたけ特有の「MXフラクション」という成分もダイエットに役立ちます。MXフラクションには、血糖値やコレステロール値の上昇を抑えるはたらきがあります。


ただし、まいたけを食べたから痩せるというわけではありません。ダイエットの基本は、規則正しい生活・適度な運動・バランスの良い食事です。極端な食事制限はストレスとなるだけでなく、便秘や貧血などのおそれがあるため注意しましょう。(※2,6,11,12)

舞茸の食べ過ぎによるデメリット

まいたけをあまりに食べ過ぎると、軟便や下痢を起こす可能性があります。なぜなら、まいたけに食物繊維が豊富に含まれているため。また、食物繊維により、カルシウム・鉄・亜鉛などが吸収されにくくなるおそれもあります。

ただし、現代において食物繊維は不足しがちな栄養素のひとつ。通常の食事内容であれば過剰摂取はそれほど気にしなくても良いでしょう。(※13)

おいしい舞茸の選び方と保存方法

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