ライター : dressing

この記事は、豊かなフードライフを演出するWEBメディア「dressing」の提供でお送りします。
定番の「餃子」はおつまみとして大人気。餃子を食べながら飲むビールは最高だ。 市販の皮で作った、パリッとした感じの餃子もいいのだが、モチモチとした生地が好きな人にはちょっと物足りないのでは。
例えば焼き餃子の場合、焼き目のカリカリと生地のモチモチを両立させた食感を目指すなら、“皮”を手作りしてみよう! 水餃子は、薄い皮よりも厚めの皮のほうが断然おいしさがアップする。 今回は、ご家庭で簡単にモチモチの皮を作るコツを伝授する。

餃子の皮がモチモチ食感になる、5つのポイント

【point1】強力粉と薄力粉の配合は「1:1」

生地の材料は、弾力となるグルテンを多く含む強力粉に、同量の薄力粉を混ぜること。配合することでほどよい弾力がありながらもしなやかで扱いやすい生地になる。

【point2】焼き餃子の生地は熱湯で、水餃子の生地は水でこねる

熱湯でこねると、小麦粉のデンプンが糊化(こか)することでやわらかくもちっとした生地になる。一方、水でこねるとグルテンが形成されやすく、より粘弾性や伸展性がでる。「水餃子」は茹でて調理するため、より粘りのある生地にするといい。

【point3】生地を休ませる

こねたらすぐ切り分けるのではなく、少し休ませる時間を取ろう。休ませることで材料同士がなじみやすい。しなやかさを増した生地は、麺棒で薄く伸ばす工程のときに伸ばしやすくなる。

【point4】丸めた生地は手のひらで平たく潰してから伸ばす

長い棒状にした生地を均等にカットして並べたら、1個1個を指で押し潰し、平たくする。大事なのは生地をさわりすぎないこと。余分なグルテンが発生すると、しなやかさが失われて伸ばしにくくなる。また食べたときの食感も硬く感じるので注意。

【point5】生地の中心より外側を、やや薄めにのばす

全体を同じ厚みにするのではなく、中心より縁側のほうが薄くなるように伸ばすこと。縁同士を重ねて閉じるからだ。そうすることで、生地の厚みの食感が均等になる。

4つの材料でできる「餃子の皮」の作り方

5つのポイントを知ったら、さっそく作ってみよう!

編集部のおすすめ