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初節句とはどんな行事?
日本には豊かな四季のなかで育まれた多くの「節句」があります。節句とは、季節の節目となる日と、その季節行事を指します。
「初節句」とは、赤ちゃんが初めて迎える節句のことで、女の子は「桃の節句」と呼ばれる3月3日、男の子は「端午の節句」と呼ばれる5月5日にお祝いします。初節句では赤ちゃんの健やかな成長を願い、縁起の良い食べ物を食べます。この記事では、おすすめの料理や食べられる理由をご紹介します。
「初節句」とは、赤ちゃんが初めて迎える節句のことで、女の子は「桃の節句」と呼ばれる3月3日、男の子は「端午の節句」と呼ばれる5月5日にお祝いします。初節句では赤ちゃんの健やかな成長を願い、縁起の良い食べ物を食べます。この記事では、おすすめの料理や食べられる理由をご紹介します。
初節句におすすめの料理
節句 | 料理 |
---|---|
桃の節句 | ちらし寿司・蛤のお吸い物・菱餅・ひなあられ・白酒 |
端午の節句 | 柏餅・ちまき・かつお・たけのこ料理・ぶりの照り焼き・赤飯 |
【ひな祭り】初節句におすすめの料理5選
1. ちらし寿司
ちらし寿司には、えび(長寿)、れんこん(先行きを見通す)、錦糸卵(金銀を表す)など縁起の良い食材が多く入っているため、お祝いの席でよく食べられます。彩りも華やかで春らしく、女の子の初節句をお祝いするためにぴったりの食事といえます。
しいたけとにんじんは、よく味が染みるように落とし蓋をして煮て、しっかりと冷まします。錦糸卵は水溶き片栗粉を入れると、破れにくくなるので試してみてくださいね。ごはんはあとから調味料を混ぜるので、固めに炊くとよいでしょう。
しいたけとにんじんは、よく味が染みるように落とし蓋をして煮て、しっかりと冷まします。錦糸卵は水溶き片栗粉を入れると、破れにくくなるので試してみてくださいね。ごはんはあとから調味料を混ぜるので、固めに炊くとよいでしょう。
2. はまぐりのお吸い物
桃の節句のお祝いにふさわしいのは、はまぐりのお吸い物です。はまぐりは、貝殻が対になっているものでなければぴったりと合いません。そのことから、将来相性のよい相手と結ばれ、一生添い遂げられるようにという願いが込められています。
お吸い物はシンプルな味付けのため、塩分調節が重要です。はまぐりから塩分が出るので、味見をして塩の量を調節するようにしましょう。お好みで、菜の花を塩ゆでして入れてもOK。春らしい見た目に仕上がりますよ。
お吸い物はシンプルな味付けのため、塩分調節が重要です。はまぐりから塩分が出るので、味見をして塩の量を調節するようにしましょう。お好みで、菜の花を塩ゆでして入れてもOK。春らしい見た目に仕上がりますよ。
3. 菱餅
菱餅はよもぎの緑、ひしのみの白、クチナシの桃色の3色が重なったひし形の餅です。緑は「健やかな成長」、白は「純潔」、赤(桃色)は「魔除け」の意味があり、女の子の健やかな成長を願って食べられます。
菱餅を作る代わりに、ちらし寿司やスイーツを菱餅風にアレンジするのもおすすめです。
菱餅を作る代わりに、ちらし寿司やスイーツを菱餅風にアレンジするのもおすすめです。
4. ひなあられ
その昔、ひな人形を持って野原に出かけ、春の風景を見せる「ひなの国見せ」という行事があり、そこでひなあられを食べていたと言われています。菱餅と同様に緑、白、桃色の縁起のよい3色が特徴です。
切り餅を小さくカットしてオーブンで焼くだけで、カリカリのあられができあがります。ストロベリーパウダーや抹茶をまぶせば、かわいらしい仕上がりに。切り餅がくっつかないよう、天板に並べるときは離して焼きましょう。
切り餅を小さくカットしてオーブンで焼くだけで、カリカリのあられができあがります。ストロベリーパウダーや抹茶をまぶせば、かわいらしい仕上がりに。切り餅がくっつかないよう、天板に並べるときは離して焼きましょう。
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