ライター : tanukimaru

いい包丁=良く切れる 安い包丁≠切れない

いい包丁はよく切れます。「高い包丁=いい包丁」というわけではないと思いますが、堅さや軽さ、形状が違う様々な種類の包丁があり、その中から料理する人が選んだ、自分がよく作るジャンルの料理に最も使いやすい包丁が一番いい包丁でしょう。そしてそのいい包丁の決め手はやはり「良く切れる」ということだと思います。 「いい包丁=よく切れる包丁」なのは間違いないと思います。では、安い包丁が切れないわけではなく、研げば十分よく切れるようになる、ということはご存知ですか?

安い包丁+研ぐ=良く切れる≒いい包丁

例えば千円で売っているような包丁でも、研げば十分に良く切れるようになります。 逆に、何万円もするような高級包丁でも、研がなければ徐々に切れなくなっていきます。
いくら高いものを買っても、研がなければ結局切れなくなるので、意味がありません。
包丁は、安いものを、自分で研磨して、包丁が減るまで使うのが、一番の節約です。

出典: richsetuyaku.web.fc2.com

安い包丁でも、自分で研いでいい包丁に近い切れ味にすることができるのです! そこで、ここでは初心者でも出来る包丁の研ぎ方をご紹介します。

包丁の研ぎ方

用意するのは、砥石、ふきん、トレイ、霧吹きです。 砥石は、家庭用の包丁であれば「中砥石」がいいそうです。
まずはトレイに水を張り、砥石を10分ほどつけ込んで水を含ませます。 砥石が含んだ水が研ぐときに摩擦熱を抑え、包丁の滑りをよくするんだそうです。
10分つけたら、砥石が滑るのを防ぐために舌にふきんを敷いて砥石を置いて下さい。 包丁は大体45°の角度で研ぎます。両刃の包丁の場合、一度に全体を研ぐのは難しいので、「先」「真ん中」「アゴ」の3カ所に分けて研ぎます。
研ぐ時の姿勢は、利き手の親指で包丁のアゴを抑え、逆の手でそっと刃をおさえます。 このとき、包丁を大体10円玉が2枚入るくらいの角度に傾けて下さい。
姿勢を整えたら、まず刃先から研いでいきましょう。 刃先は曲線になっていて難しいので、狭い範囲で研ぎます。前後に20回ほど研ぎましょう。
真ん中も同じように20回。
アゴも同じように20回研ぎましょう。研ぎ具合を揃えるために、回数を揃えるのが大事です。
研いでいる途中で砥石の表面に水分が無くなってきたら、霧吹きで水分を足しましょう。 このとき、砥石の表面から、研いで出た研ぎ汁が流れないように注意して下さい。
終わったら、カエリの有無を確認してください。 カエリは研いで出た削りかすです。カエリがついていれば、刃を触ると引っかかるような感覚があります。 カエリが無かった場合、もう一度先から研ぎ直しましょう。
同じように反対側も3回に分けて研いでいきましょう。
反対側も研ぎ終わったら、刃についたカエリを取りましょう。 カエリは、刃を砥石にこすりつけるようにすると取れます。
カエリを取ったら、包丁を食器用洗剤でしっかり洗いましょう。 洗った包丁をふきんでしっかりふいたら終了です。
動画はコチラです
セラミックの包丁は研げませんが、鋼とステンレスの包丁は研げますので、ケガに注意して是非試してみて下さい!

包丁研ぎ器もある

砥石を使わなくても、簡単に包丁を研げる「包丁研ぎ器」もこの世にはたくさんの種類があります。 ですが
簡易包丁研ぎ器は刃先を荒らして一時的に切れるように見せかけているだけで、最終的には刃先をもろくしてしまうとありました。

出典: okwave.jp

ITEM

京セラ 手動 研ぎ器 ロール シャープナー ファイン セラミック 【 金属 包丁 も簡単に研げる】 Kyocera RS

¥1,236〜

※2020年7月10日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
そう、ものによっては一時的に切れるようになってもすぐにまた切れなくなってしまい、逆に面倒とコストをふやしてしまうものも多いのです。 本当にいいものを買おうとすると値段も高いので、少し面倒ですがやはり砥石で研ぐのがおすすめです。 皆さんも、包丁の切れ味が悪くなったら是非試してみて下さい♫
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ