世界で食べられているカレー

インドカレー

インドカレーはスパイスが命!一般家庭で作られるカレーも、10〜15種類のスパイスを調合して作るんです。また、インドカレーは地域によっても、その味付けは異なります。 北インドでは、若干ですがスバイスによる刺激がマイルドで、四季折々のフルーツが添えられ、南インドでは、スパイシーながら、ココナッツが原料となるココナッツミルクやココナッツオイルが頻繁に使用されます。

タイカレー

タイカレーといえば、グリーン、レッド、イエローカレーの3種類が代表的です。3種類に共通しているのが、ベースとなるココナッツミルク。 日本でも人気があるグリーンカレーは、世界一辛いとされている青唐辛子「プリッキーヌ」が使用されており、ピリピリする辛さと刺激が特徴です。 レッドカレーは、赤唐辛子と甘口の唐辛子を使ったカレーで、グリーンカレーより辛さはマイルドで、唐辛子、ココナッツミルク、ハーブが使われております。 イエローカレーは、ココナッツミルクにインド料理にも使われるスパイスがミックスされたカレーです。マイルドな辛さのなかに、ココナッツミルクの甘さを感じることができるカレーです。

シンガポールカレー

シンガポールカレーといえば、フィッシュヘッドカレーを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。 いまや、シンガポールの名物と言われるほど、人気のフィッシュヘッドカレーは、サラッとしたテクスチャーで酸味と辛味のバランスが抜群! 白身魚が丸ごと入り、何種類ものスパイスと一緒に煮込まれたダイナミックなカレーです。

イギリスカレー

イギリスには、インド、パキスタン、バングラディッシュなど、9,000軒以上ものカレー屋さんがあると言われています。なんと、カレー週間たる週もあるほどカレーはイギリスの人々に親しまれており、国民食とも呼ばれるほど人気なんです。 いろんな国の影響を受け生まれたイギリス独自のカレーは、チキンティッカマサラというトマト風味でクリーミーなチキンカレーです。 マイルドでクリーミーな優しい味に、チキンはタンドリー味でしっかり味付けされています。

その他にもいろいろな国でカレーが人気!

世界でもっともカレーを消費している国はどこだと思いますか?実は、インドではなくバングラディッシュなんです。 バングラディッシュでは、一ヶ月にカレーを食べる平均回数は71.1回と言われており、1日に2.3回食べることもあるんだとか!次いでカレー消費量第二位がパキスタンです。 近年、経済的な発展を遂げているインドは、社会全体が裕福になることで、世界のさまざまな食文化を取り入れるようになったため、カレーの消費量が落ちているんです。
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