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高橋みなみの、これからお料理しちゃう? 第2回
2018年6月11日放送のTOKYO FM「高橋みなみの、これから何する?」番組内コーナー【これから、お料理しちゃう? supported by macaroni】。このコーナーでは毎回、プロの料理家がリスナーの料理に関するお悩みを解決します!
▼前回放送の様子はこちら
前回に引き続き解決してくれるのは、テレビや雑誌でフードコーディネーターとして活躍している渡邉未央さんです。
「鶏むね肉をおいしく食べられるレシピが知りたい!」
今回解決するお悩みはこちら!
「最近鶏むね肉がブームです。疲労回復にも効くというしぜひ使ってみたいと思うのですが、鶏肉はもも肉を中心に使っていたので、むね肉はパサパサしてしまうのではないかと不安です」――ラジオネーム:みしゃさん
高橋みなみさん(以下たかみな):私もちょうどダイエット真っ只中で、鶏肉のレシピが知りたいところでした。鶏むね肉をおいしくいただくレシピなんてあるんでしょうか。
渡邉未央さん(以下渡邉):はい、もちろんございます!お肉の切り方やタレの漬け込み方ひと工夫するだけで、鶏むね肉がジューシーに食べられちゃうんです。
たかみな:助かります!もしかしてこちらですか!?
渡邉:そうです、こちらです。
たかみな:え!ロコモコですよね……?
渡邉:そうなんです。今回ご紹介するレシピは「しっとりジューシー照り焼きチキンロコモコ丼」。
たかみな:おいしそう〜!ハンバーグじゃないチキンのロコモコって初めてかも。
渡邉:ほんとですか?うれしい〜。どうぞどうぞ、召し上がってください!
たかみな:すごく食欲をそそる匂いがするんですけど。いただきます!……ん〜、やわらかい!え、このタレ好き!おいしい〜。
渡邉:わ〜うれしい!甘辛だれが進みますよね。
たかみな:これはみんな好きですね。この鶏肉さん、なんでこんなにやわらかいんでしょう?
3つのポイントでしっとりジューシー!
渡邉:ポイントはお肉の切り方、漬け込み、コーティング。この3つのポイントを押さえるだけなんです。
たかみな:びっくりするぐらいジューシーでしたね!ポイントは3つということなんですが、流れをイメージしながら聞いていきましょう。
切り方は「そぎ切り」で
渡邉:まず、鶏むね肉は繊維を断つようにそぎ切りにします。
たかみな:包丁の入れ方は、どういう風にしたらいいんでしょうか。
渡邉:お肉に斜めに包丁を入れるようなイメージですね。厚さは1cm幅くらい。そぎ切りをすることで、たれがお肉に染み込みやすくなりますし、これだけでもやわらかな食感になりますよ!
たかみな:これね、大事なんですね。お肉を切ったらどうしましょうか。
漬け込んで水分をキープ
渡邉:次に、ポリ袋にそぎ切りにした鶏むね肉を入れて、そこに酒、砂糖、塩を加えてよく揉み込んでください。10分ほど漬けておきます。この調味料でつけておくことで水分を保ち、むね肉特有のパサパサを防いでくれます。
たかみな:そういうことなんですね、パサパサ防止は大事ですからね。そしてポリ袋に調味料を入れて揉むから手が汚れないっていう……最高ですね!
片栗粉でコーティング
渡邉:続いて、ポリ袋に片栗粉を加えて袋の上から軽く揉み、サラダ油をひいたフライパンにお肉を入れてから火をつけます。
たかみな:火をつけるのはお肉を入れてからなんですね!
渡邉:はい、ゆっくり火を通すのがポイントです。弱火から中火で片面3分ほど焼いて、裏返して蓋をして1分焼きます。両面焼けたらみりん、醤油を加えて中火でひと煮立ちさせ、水を加えてとろみを出します。
たかみな:なるほど、これが照り焼きになっていくっていくんですよね。いや〜ほんと食欲が止まらないです。そそられます。
渡邉:加熱しすぎると煮詰まってしまうので、1分くらいを目安に煮絡めます。お肉が焼けたら盛り付けです。
仕上げに目玉焼きをオン!
たかみな:盛り付けの手順はありますか?
渡邉:ご飯に焼き上がったお肉をのせ、レタス、アボカドを添え、半熟の目玉焼きをのせて完成です。
たかみな:パセリなんかをかけると一気におしゃれ感が出ますね。鶏むね肉をおいしくいただくポイントは3つ!ということで、みなさん今夜のメインにいかがでしょうか。
渡邉:ぜひリスナーのみなさんもお試しくださいね。
次回のお悩み解決レシピは?
次回は「作り置きが余ってしまって困ります。アレンジができて、さらに作り置きもできるお弁当レシピが知りたい」というリスナーさんのお悩みを解決します。
作り置きができる便利なお弁当レシピ、どうぞお楽しみに!
次回放送は6月18日(月)、14:15頃からです。
「照り焼きチキンロコモコ丼」のレシピ
材料
鶏むね肉(大)1枚(300g)
☆砂糖小さじ1/4杯
☆塩小さじ1/4杯
☆酒大さじ1杯
片栗粉大さじ1杯
たれ
みりん大さじ2杯
しょうゆ大さじ1杯
水大さじ1杯
サラダ油大さじ2杯
ごはんお茶碗2杯分(300g)
トッピング
卵2個
レタス適量
きゅうり適量
アボカド1/2個
トマト1/2個
下ごしらえ
鶏むね肉は皮と余分な脂身を取り除きます。
作り方
①鶏むね肉は繊維を断つように1cm厚さのそぎ切りにします。
②ポリ袋に①と☆の材料を入れて揉み込み、10分ほど置いてなじませ、片栗粉を加えてさらに揉み込みます。
③フライパンにサラダ油(大さじ1杯)を熱し、卵を割り入れます。中火で加熱し、目玉焼きを作ります。
④フライパンを一度きれいにし、サラダ油(大さじ1杯)を引きます。火を止めたまま、②を並べ入れ、弱中火で加熱します。
⑤3分ほど焼いたら裏返し、フタを閉めて中火で1分ほど蒸し焼きにします。
⑥フタを開け、みりん、しょうゆを加え、ひと煮立ちしたら水を加えて強火で煮絡めます。※加熱しすぎるとパサつくの強火でサッと煮絡めてくださいね。
⑦器にごはんを盛り、⑥をのせ、③の目玉焼きをトッピングし、レタス、きゅうり、アボカド、トマトを添えて完成です。お好みでフライドオニオンをトッピングして召し上がれ♪
▼詳しい作り方は動画をご覧ください
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