ライター : 大山 磨紗美

発酵食健康アドバイザー / 発酵文化人

ブランデー梅酒の作り方

梅酒はホワイトリカー(焼酎など)で作ることが一般的ですが、ブランデーでも作ることができます。ベースとなるお酒のバリエーションが増えた最近では梅酒用のブランデーも販売され、益々ブランデー梅酒を楽しむ方も増えていますよ♪ ブランデー梅酒は、ホワイトリカーのように梅のさわやかな風味がありながら、普通の梅酒にはないコクやパンチも感じられるおいしいお酒です。

材料(4L保存瓶1本分)

・梅……1kg ・氷砂糖……500g〜 ・ブランデー……1.8L 

作り方

1. 梅は洗ってざるに上げ、風の当たる日陰で乾燥させておく。 2. 保存瓶はよく洗い、煮沸消毒するか、食品用アルコールで消毒する。 3. 梅のへたを爪楊枝でとる。 4. 保存瓶に梅と氷砂糖を層になるように交互に詰める。 5. 上からブランデーをそっと注ぐ。 6. 直射日光の当たらない場所で保管。

作るときのコツ

保存瓶は必ず消毒をしてから使いましょう。漬け込んで砂糖がなじむまでは、瓶を毎日ゆすってあげると早く漬かりますよ(もちろん面倒ならそのままでもOK!) 砂糖が溶けたら冷暗所に保管しておきましょう。ブランデー梅酒はコクがあるので砂糖は500gくらいで十分ですが、甘いテイストが好きな方は1kgくらいまで増やしてもいいでしょう。

ベースのブランデーの選び方

酒屋さんで販売されているブランデーは値段に幅がありますが、ブランデー梅酒のベースにするには、あまり高いものである必要はありません。これは、ブランデーに梅の風味と甘みが加わるためです。 通常のブランデーでもいいですし、最近は梅酒用のブランデーが商品として販売されているのでこちらを選んでもいいでしょう。

作ってから飲み頃までの期間

ブランデー梅酒は3か月くらいで飲み始められます。ただ、3か月ではベースのブランデーに梅の香りが若干のる程度、ブランデーの風味が強いです。 しっかりと梅のエキスを感じたいなら、半年くらいは待っておいた方がいいでしょう。梅ブランデーはアルコール度数が35度以上ありますので、丁寧に作りカビが発生しなければ、賞味期限はありません。あわてず1年以上の熟成を待つのもいいものですよ!

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