もちつきメニューがない場合は捏ね方は工夫する

ホームベーカリーで餅作りは、もちつき機能がない場合でも捏ねることが可能です。その際は、もち米を炊飯器で炊いたり、もち米を蒸してから、ホームベーカリーに入れます。ホームベーカリーの羽根を回し続けることで米を潰し、捏ね方法が利用できますよ。

作り方

1.もち米を水で洗う

もち米を水で洗い、ざるに上げて水気を切っているところ

Photo by yukari yamagata

もち米を水で洗い、ざるに上げて30分水気を切ります。水気がもち米の隙間に溜まりやすいので、少しかき混ぜたり、最後にざるを振ったりして水気を取り除きます。

2.もち米と水をパンケースに入れ、餅つきをスタートする

もち米と水をパンケースに入れたところ

Photo by yukari yamagata

もち米と水をパンケースに入れて、もちつきメニューに設定し、スタートします。

3.餅つきが終了したら確認する

餅がパンケースの中でできあがったところ

Photo by yukari yamagata

餅つきが終了したら、できあがりを確認します。まだ、粒が残っている状態であれば、つく時間を5分程度延ばして様子をみます。

4.できあがったらバットに取り出す

餅を片栗粉(分量外)を入れたバットに取り出したところ

Photo by yukari yamagata

パンケースのなかの餅を片栗粉(分量外)を入れたバットに取り出して、できあがりです。

よくある質問

ホームベーカリーで作った餅に粒が残った場合の原因と対処法はありますか?

餅に粒が残る主な原因は、水分量が足りないことです。水分が不足すると、もち米が十分にやわらかく加熱されず、その結果、粒が餅の中に残ってしまいます。対処方法として、まずは水分量を増やしてみましょう。ただし、水分量を過剰に増やすと、餅がやわらかくなり過ぎる可能性があるため、慎重に調整が必要です。

また、捏ねる時間が足りていない場合も考えられます。そのため、つく時間を長くしてみるのもひとつの方法です。

硬いままの餅になってしまった場合、水を入れたボウルに餅を入れ電子レンジで加熱するのもおすすめです。みそ汁や鍋など、汁物の料理に加えて利用するとやわらかい餅が楽しめるようになりますよ。

ホームベーカリーで作った餅がやわらか過ぎる場合の原因と対処法はありますか?

餅がやわらか過ぎる場合は、水分量が多過ぎたり、浸水し過ぎたりした可能性があります。この場合、水の量を減らします。また、水を切る際はしっかり水分と除きましょう。ただし、水分量を減らし過ぎると、餅が硬くなってしまう可能性があるため、水分のバランスを見極めながら調整することが大切です。

やわらかくなり過ぎた餅を扱う際は片栗粉を多めに使うと作業しやすくなります。グラタンやお好み焼き、茶碗蒸しの具材などに入れて利用するのもおすすめです。

ホームベーカリーで作った餅は保存できますか?

作った餅は、乾燥を防ぐためにラップや保存袋に包んで保存すれば、おいしさを保つことができます。常温の場合、通常の保存期間は1日程度が目安です。冷蔵保存も可能で、保存期間は約1週間程度が目安です。また、冷凍保存もでき、約1か月程度保存できます。

ただし、保存期間は作り方や保存状態によって異なるので、できるだけ早めに食べ切りましょう。

ホームベーカリーで作る餅はアレンジできますか?

餅にきな粉や抹茶をまぶすと、簡単にアレンジできます。ホームベーカリーの機種によっては、餅をつく途中で混ぜ込むことも可能なので、取扱説明書を確認してみてください。

餅の中につぶあんやこしあんを入れるのもおすすめです。つぶあんやこしあんの種類を変えることで、甘さや風味にバリエーションをもたせることができます。

餅を薄く伸ばして、ピザ生地の代わりにするのもいいでしょう。トマトソース、チーズ、お好きな具材をトッピングして焼くと餅ピザが完成しますよ。

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