ライター : camel6808

チヌの下ごしらえ・臭み取りの方法

そもそも「チヌ」って?

チヌとは黒鯛の別名のことです。地域によって呼び名がかわり、チヌとは関西から西で一般的に使われている呼び名なのだとか。西日本では食用魚としての人気が高く、瀬戸内海の漁師料理の「ちぬ飯(たきこみごはん)」は名物でもあるんですよ。 綺麗なシルバー色をしていて、20〜45cmくらいの大きさがおいしいもチヌのポイントです。色が黒くて大きめな個体は味が落ちると言われています。

チヌの臭みを取る方法

甲殻類、カキやフジツボを主食としているチヌは特有の磯臭さがあります。臭みと感じる原因は皮目です。表面のヌメリが臭みの根源なんですね。なので捌き終わってから、皮全体を塩で揉みましょう。塩で揉むことによって臭みの原因となっているヌメリがとれます。全体をしっかり揉みこんだら水で綺麗に洗ってくださいね。 3枚におろす場合は頭を切り落とし、次に鱗を落として内臓をだしましょう。このとき内臓は傷つけないように注意!内臓を取りだしたら、さっと熱湯を全体にかけます。うっすらと霜が降りる程度で大丈夫です。これでもまだ臭みが残る場合は湯引きをしましょう。皮を取ってから熱湯にくぐらせればOK。

チヌを生で楽しむ料理3選

1. 鯛の昆布じめカルパッチョ らっきょうドレッシングがけ

手間がかかると思われがちな昆布じめも、昆布茶でお手軽レシピに。さっぱりした身に昆布茶の味が馴染んで、想像以上に深い味わいが楽しめますよ!ドレッシングは刻んだらっきょうと甘酢でさっぱりといただきましょう。食欲がないときでもパクパク食べられる本格的なひと品です。

2. 中華風刺身

ピーナッツ、ワンタンの皮、白ゴマを使った中華風のタレをかけた食欲そそるお刺身レシピです。たっぷりのシャキシャキ野菜とカリカリのタレがいろいろな食感を楽しませてくれます♪ 千切り野菜はスライサーを使うので時短にもなりますよ。

3. 鯛なます

薄く切ったチヌを使った簡単なますレシピ。かいわれ大根とにんじんで彩り豊かな食卓が華やぐひと品です。材料を切って混ぜるだけなので、何かもうひと品ほしい! というときにパパっと作れちゃいます。お酒にも相性抜群なんですよ!
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