ライター : 菅 智香

育児料理アドバイザー

米を研ぐ理由とは?

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精米したあとの米には表面に米ぬかやごみが付いているため、水を使って米を研ぐ必要があります。昔は精米の技術が進化していなかったために米ぬかが多く残っており、研いで米ぬかを落とす必要がありました。

しかし現代では精米技術が向上したことで米ぬかがほとんど残らず、しっかり洗い落とす必要はありません。うっすら残っているぬかとごみを洗い流すつもりで米を研ぎましょう。

もっとおいしく!米の研ぎ方

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調理時間 5
基本の米の研ぎ方をご紹介します。米を上手に研ぐことで、同じ米でもごはんの味が大きく変わりますよ。計量の方法からすすぎ、洗いまで細かく紹介するので、ぜひチェックしてくださいね。ポイントを押さえ、いつもの米の味をグレードアップさせましょう。

材料(2合分)

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  • 2合
  • 適量
  • ザル 1個
  • ボウル 1個
  • 計量カップ 1個

コツ・ポイント

  1. 米は正しく計量する
  2. 水道水ではなく浄水を使う
  3. 手は一定方向にかき回す
米をおいしく炊くには正しく計量しましょう。計量カップに米を詰めすぎないようにし、盛り上がった分は菜箸で平にならしてください。

米は最初の水を吸収しやすいので、すすぎの段階では浄水を使用しましょう。米を研ぐ際は米に傷が入らないようにやさしく洗います。手のひらをボールを握ったような形にくぼませ、一定方向に20回ほどかき回しましょう。

手順

1.米を計る

計量カップに入った米

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計量カップに計量したい分の米を入れます。計量カップから盛り上がった分は平にならします。

2.米をすすぐ

すすいでザルにあげた米

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ボウルに米がすべて浸る高さまで浄水をはり、米を入れます。10秒ほど手で軽く米を回転させて、素早くザルにあげます。

3.米を洗う

ボウルに入った米

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ボウルに少量の水と米を入れます。ボールを握ったような手の形でやさしく20回ほどかき回します。

4.洗い流す

研ぎ終えたザルに入った米

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ボウルに水を加えてさっと混ぜ、ザルにあげて完了です。

あると役立つ!米研ぎに使える便利グッズ3選

1. イノマタ化学「なるほど米研ぎ」

ITEM

イノマタ化学 なるほど米研ぎ

¥141〜

商品サイズ:6.5×6.4×29.8cm

※2024年3月26日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
水に手を浸けずに米を研げます。水が冷たいときやハンドクリームを塗ったあとでも米を研ぐことができますよ。水切りがついているのでざるを使う必要がないのもうれしいポイントです。

2. ライクイット「米とぎにも使える ザルとボール」

ITEM

ライクイット 米とぎにも使える ザルとボール

¥1,367〜

本体サイズ:ザル 直径22.7×H10.4cm、ボウル 直径23.3×H10.7cm 本体重量:ザル 約135g、ボウル 約220g

※2024年3月26日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
ザルとボウルがセットになった商品です。ザルが硬すぎない新素材でできているので、普通のザルと比べると米が割れにくくなりますよ。米を研ぐときだけでなく、野菜の水切りにも使用できるのもうれしいポイントです。

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