お茶で割る

フルーツリキュールをお茶で割ると絶妙な味に変化します。中でもカシスとウーロン茶を割ると、風味がアイスティーやフレーバーティーのようになり、驚くほど飲みやすいです。「カシスウーロン」と呼ばれているので、居酒屋やバーで試された方もいるのではないでしょうか。 温かいハーブティーや紅茶に風味付けで少量入れるのもおすすめですし、意外と日本茶とも合います。お茶で割るのは、アルコールが苦手でも楽しみたいという方に向いています。

クレーム・ド・カシスのおしゃれなカクテル

カシスとワインを割ったカクテルは、甘酸っぱさの中に渋みを感じる大人の味が特徴です。アルコール度数が高めなので、嗜むように飲みたいカクテルです。 白ワインに少量のクレーム・ド・カシスを加えると「キール」、白ワインをシャンパンに変えたものを「キールロワイヤル」、赤ワインに加えたものを「カーディナル」と言います。

ウォッカ・テキーラベース

スピリッツ類の蒸留酒を、クレーム・ド・カシスと割ったアルコール度数が強めのカクテルもあります。ウォッカと割った「ルシアン・バレエ」は、カシスとレモンジュース同じ分量を入れて作ります。ウォッカは無味無臭なので、入れすぎに注意をしましょう! 「エル・ディアブロ」は、テキーラベースで悪魔といった意味のカクテルです。ちょっと刺激的な名前の通り、かなりアルコールが強めです。

ほかのリキュールと

ほかのリキュールと合わせたカクテルもクレーム・ド・カシスを使って作ることができます。「カシスコラーダ」はピニャコラーダと合わせたココナッツ味のカクテルです。カシスの酸味とココナッツの甘みがトロピカルな味に仕上がります。 紅茶風味のリキュール、ティフィンと合わせたカクテル「ティフィンカシスティー」も女性好みですよ。

クレーム・ド・カシスの選び方

カシスの濃さ

日本では銘柄が違っていてもクレーム・ド・カシスは「カシス」と呼ばれ、同じ扱いを受けている印象ですが、製品によって濃度や味わいが違います。カシスエキスが濃いほど風味が強いとも言われており、基準はEUによってカシスの品質で判断されているようです。 クレーム・ド・カシスより品質がよいリキュールは、クレーム・ド・カシス・ド・ディジョンと呼ばれています。
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