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タルト生地の基本レシピ
調理時間
150分
*生地を冷ます時間は含みません
ご紹介するタルト生地の基本レシピは、「パートシュクレ」に当たる砂糖を含んだ甘めのもの。バターと卵黄を使うことで、堅すぎずやわらかすぎない絶妙な食感に焼き上がります。包丁で切り分けてもボロボロと崩れないので、パーティーや記念日にもおすすめ。
チョコレート、ホイップ、カスタード、ミルククリームなど、どんなフィリングとも相性抜群ですよ。ポイントを押さえて絶品タルト生地を作ってみましょう!
材料(18cmタルト型)
※分量外の打ち粉は強力粉を使いましょう。強力粉は薄力粉より水分を吸収しにくいため、生地がべたつきにくく扱いやすいです。
下ごしらえ

Photo by Uli
バターを室温に戻します。夏場は20分、冬場は2時間が目安です。バターに指やヘラがすっと入るくらいのやわらかさになるまで、ラップで包んで室温に置きます。
また、タルト生地を休ませている間にオーブンを180℃に予熱します。
また、タルト生地を休ませている間にオーブンを180℃に予熱します。
作り方
1.バターを練り、砂糖と塩を加える

Photo by Uli
室温でやわらかく戻したバターをボウルに入れ、クリーム状に練ります。砂糖と塩を加え、泡だて器で砂糖の粒をすり潰すようにしながら、さらに混ぜます。
2.卵黄を加える

Photo by Uli
砂糖のザラザラがなくなってなめらかになったら、卵黄を加えます。卵黄がしっかりなじむまでよく混ぜます。
3.薄力粉を加える

Photo by Uli
薄力粉を加え、ヘラに持ち替えて生地を切るように混ぜていきます。生地の粉っぽさがなくなるまで辛抱強く切るように混ぜます。
4.冷蔵庫で休ませる

Photo by Uli
生地がまとまってきたらラップに移し、冷蔵庫で1時間以上休ませます。
※一度休ませることで生地全体に水分がなじみ、伸ばしやすくなります。時間がなければ休ませる工程は省略してください。
※一度休ませることで生地全体に水分がなじみ、伸ばしやすくなります。時間がなければ休ませる工程は省略してください。
5.タルト型の準備をする

Photo by Uli
タルト型にバター(分量外)を塗って強力粉(分量外)を薄くまぶし、冷蔵庫で型を冷やしておきます。
※バターは常温に戻して使うか、電子レンジ500~600Wで5~10秒ほど加熱してやわらかくしておくと塗りやすいです。
※型を冷やすことで生地がくっつきにくくなりますが、時間がない場合はすぐに次の工程にすすんで問題ありません。
※バターは常温に戻して使うか、電子レンジ500~600Wで5~10秒ほど加熱してやわらかくしておくと塗りやすいです。
※型を冷やすことで生地がくっつきにくくなりますが、時間がない場合はすぐに次の工程にすすんで問題ありません。
6.手で押して伸ばす

Photo by Uli
平らな作業台に、打ち粉として強力粉(分量外)をふるい、休ませて冷えた4を扱いやすいように手で押して伸ばします。
※手が熱かったり触りすぎたりすると、せっかく寝かした生地がだれてしまうので注意してください。手が温かい場合は麺棒で伸ばすようにしましょう。
※手が熱かったり触りすぎたりすると、せっかく寝かした生地がだれてしまうので注意してください。手が温かい場合は麺棒で伸ばすようにしましょう。
7.麺棒で伸ばす

Photo by Uli
タルト型より生地がひと回り大きくなるように、麺棒で伸ばします。このとき、生地の厚さを均一にするのがポイントです。生地を伸ばす大きさは、「使用する型の直径+側面の高さ×2」を目安に、1cmほど大きめに伸ばしておくと余裕をもって型に敷けます。
8.タルト型に敷く

Photo by Uli
冷蔵庫で冷やしておいたタルト型に生地をかぶせて敷いていきます。
※卵黄で作る生地は弾力性がなく、切れやすいです。生地がちぎれた場合は、穴のあいた部分を余分に出た生地で塞ぐようにすればOK。
※卵黄で作る生地は弾力性がなく、切れやすいです。生地がちぎれた場合は、穴のあいた部分を余分に出た生地で塞ぐようにすればOK。
9.はみ出た生地を切り取る

Photo by Uli
タルト型の内側になるべく生地を入れ込んだら、ラップをかぶせて麺棒でタルト型からはみ出ている生地を切り取ります。
※余った生地は食べやすい大きさに切り、クッキングシートに並べてタルト台と一緒に焼けばクッキーのように仕上がります。オーブン180℃で12分が目安です。
※余った生地は食べやすい大きさに切り、クッキングシートに並べてタルト台と一緒に焼けばクッキーのように仕上がります。オーブン180℃で12分が目安です。
10.形を整える

Photo by Uli
タルト型の側面に指を押し付けるようにして、タルト型より数mmほど生地が高くなるようにします。
11.穴をあけて冷蔵庫で寝かせる

Photo by Uli
焼いている間に生地が膨らんでくるのを防止するために、フォークなどで生地に適当に穴をあけます。冷蔵庫で30分~3時間ほど寝かせます。
※焼く直前まで冷やしておくと生地がダレず、サクッと軽い食感に仕上がりますが、時間がなければ省略可能です。
※焼く直前まで冷やしておくと生地がダレず、サクッと軽い食感に仕上がりますが、時間がなければ省略可能です。
12.重しをのせて焼く

Photo by Uli
生地にクッキングシートをかぶせ、その上に重し(重石や生豆、生米など)をのせます。180℃に予熱したオーブンで12~15分焼きます。
13.タルト型から外す

Photo by Uli
焼き上がった生地をタルト型から外します。生地が崩れやすいので、冷めてから型からゆっくり外しましょう。底にしっかり焼き目がついていればOKです。
タルト生地を作るときのコツ
冷蔵庫でしっかり寝かせる
タルト型に生地を敷いたあとは、しっかり冷蔵庫で生地を冷やすことが重要。この時間を設けるのと省くのでは、焼き上がりの生地の口溶けが違ってきます。サクサクほろほろの生地にするには、冷蔵庫で長めに生地を寝かせるようにしてください。
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