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この記事は、豊かなフードライフを演出するWEBメディア「dressing」の提供でお送りします。
春の風物詩のひとつ「菜の花」。
旬の今こそ食卓に取り入れたい食材だが、菜の花で作る家庭料理は、おひたしや天ぷらなど、どうしても単調になりがち。
そこで今回は、菜の花にひと工夫加えたアレンジレシピをご紹介。
今まで菜の花料理に挑戦したことがなかった人でもトライしやすいシンプル工程と、ちょっと意外な調理方法は、献立作りにきっと役立つはず。さっそくチェックしていこう!
菜の花のシャキシャキ食感が心地よい!「菜の花としらすのスパニッシュオムレツ」
「スパニッシュオムレツ」といえば、ジャガイモ入りのボリューミーなものが一般的だが、ジャガイモの代わりに菜の花をたっぷりと加えたのがこちらのレシピ。
菜の花の程よい苦みとしらすのうまみは相性抜群。それらを、生クリーム入りの卵がマイルドに包み込んでくれる。
油はサラダ油ではなく、オリーブオイルを使用して作ってほしい。オリーブオイルが菜の花の風味の良さを引き立ててくれるためだ。
材料 (2人分)
・菜の花 … 1把(180g程度)
・タマネギ … 1/2個
・オリーブオイル … 大さじ3
・塩 … 小さじ1/2
・コショウ … 適量
・卵 … 5個
・生クリーム … 大さじ2
・しらす … 50g
作り方(調理時間:20分)
① 鍋に湯を沸かし、塩少々(分量外)を加える。茎、穂先の順に鍋に入れて1~1分半ほど茹でる。綺麗に色付いたらザルに広げて冷まし、水気を絞る。
② タマネギは薄切りにする。
③ ボウルに卵を溶き、塩、コショウ、生クリーム、しらす、菜の花を加えかき混ぜる。
④ フライパンにオリーブオイル大さじ1/2をひいて中火で熱し、タマネギをさっと炒め、③のボウルに加えざっくりと混ぜる。
⑤ 残りのオリーブオイルを④のフライパンに中火で熱し、十分に温まったらタマネギを加えた③を流し入れる。ふたをして弱火で裏面がきつね色になるまで5分ほど焼く。
⑥ 皿をかぶせてフライパンごとひっくり返す。裏返して焼き目が上になった状態でフライパンに戻し、再びふたをして弱火で5分焼く。
春の旬食材のおいしい組み合わせ!「菜の花とホタルイカのペペロンチーノ風」
菜の花と同じく、春に旬を迎えるホタルイカを使った季節感のあるひと皿。
磯の香りたっぷりのホタルイカに、苦みのある菜の花を合わせれば、うまみと爽やかさのバランスが絶妙な “大人味”のおつまみが完成。日本酒や白ワインとの相性は抜群だ。
ホタルイカは、事前に目・くちばし・軟骨を取り除いておくことで、全体の食感を邪魔せずおいしくなるので、そのひと手間は欠かさないようにしよう。
材料(2人分)
・ホタルイカ … 180g
・菜の花 … 1把(180g程度)
・オリーブオイル … 大さじ2
・ニンニク … 1片
・赤唐辛子 … 2本
・塩 … 小さじ1/2
・コショウ … 適量
作り方(調理時間:10分)
① ホタルイカの目、くちばし、軟骨を取る。菜の花は3~4cmの長さに切り、葉と茎を分けておく。ニンニクは横に薄切りにする。赤唐辛子は種を取り除く。
② フライパンにオリーブオイル、ニンニクを入れて中火で熱し、ニンニクがきつね色になったら取り出す。(ニンニクは④で使うのでとっておく)
③ ②のフライパンに菜の花の茎、葉の順に炒め合わせ、赤唐辛子、塩、コショウを加える。菜の花が少ししんなりするまで3分ほど炒めたら、ホタルイカを加えてさっと炒める。
④ 器に③を盛り、取り出しておいたニンニクを散らす。
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