ライター : dressing

ちっちゃい牡蠣を特大カキフライに!

この記事は、豊かなフードライフを演出するWEBメディア「dressing」の提供でお送りします。
11~4月にかけて旬を迎えている真牡蠣。春の産卵時期に向けて栄養をたっぷりと溜め込んだ真牡蠣は、身が詰まっていてクリーミー。でも、スーパーで手に入る牡蠣は、サイズが小さいこともしばしば。 そこで紹介したいのが、小ぶりの牡蠣を複数合わせ、ひとまとまりにしてから揚げる「特大カキフライ」の作り方。この方法なら、サイズの小さい牡蠣でも、プリッとジューシーで満足感のある牡蠣フライに仕上げることができる。 とはいえ、おいしい特大カキフライを作るためには、守ってほしいポイントがある。まずはそのポイントから紹介していこう。

特大カキフライをつくるためのポイント5つ

【point1】牡蠣をまとめるときは、力を入れず優しく握るように!

牡蠣同士をくっつける際には力を入れすぎないよう、形を整える程度に握って成形すること。ギュッと力を込めて握らなくても、溶き衣をレシピ通りに配合すれば、きちんと接着することができる。

【point2】揚げ衣に使うパン粉は「粗め」を選ぶ!

衣に使うパン粉は、粗めを選ぼう。 複数の牡蠣をくっつけることによる唯一のデメリットは、牡蠣の数だけ筋(つなぎ目)が多くなること。でも、粗いパン粉をつけて揚げると、そのザクザク食感が牡蠣の身とマッチし、筋が目立たなくなるのだ。

【point3】衣は潰さないようにふんわりと付ける!

牡蠣同士を接着する時と同じく、衣をつけるときにも力を入れすぎないよう、ふんわりと握る。パン粉を潰してしまうと、せっかくのザクザク食感が損なわれてしまうためだ。

【point4】牡蠣が隠れるほどのたっぷりの油で揚げる!

揚げ油は、牡蠣がすべてかぶるくらいの量を用意する。たっぷりの量で揚げることで、牡蠣が鍋肌や鍋底にくっついて崩れてしまうのを防ぐことができる。

【point5】一度に揚げる量はひとつまで! 180℃で120〜150秒カラッと揚げよう

衣がカラッと揚がる温度180℃を下回るのを防ぐため、一度に揚げるカキフライの数はひとつまで。 その前提はふまえつつ、120〜150秒揚げて中まで火を通す。それ以上の加熱は水分が飛び過ぎてしまい、パサついた印象のカキフライになってしまうため注意しよう。

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