ライター : dressing

仕上がりに大きな差!ココアを最大限においしく作る方法

この記事は、豊かなフードライフを演出するWEBメディア「dressing」の提供でお送りします。
甘みづけは上白糖でもOKだが、きび砂糖を使って作って作るのがオススメ。サトウキビ本来の風味を活かしたきび砂糖ならではのコク深い味わいが、味に奥行きをもたらしてくれるのだ。

材料(2人分)

・ココアパウダー(無糖) … 小さじ5 ・水 … 大さじ2 ・きび砂糖 … 小さじ2 ・牛乳 … 300ml

作り方(調理時間:5分)

① 小さめの鍋にココアパウダーを入れて弱火にかけ、ヘラでかき混ぜながら30秒ほど煎る。 <ポイント1> ココアパウダーを煎ることで、ダマになりにくくなる。また、そのまま牛乳と混ぜて溶くよりもカカオの風味が増す。
② ①に水を少しずつ加え、さらにかき混ぜる。ココアパウダーの色が濃くなり艶が出るまで混ぜる。 <ポイント2> 水を少量ずつ入れて練ることでダマを防ぐことができるだけでなく、ココアパウダーの一粒一粒がなめらかになり、クリーミーな口当たりになる。
③ ②にきび砂糖を加え、牛乳を少しずつ注ぎその都度よく混ぜる。牛乳を全部入れ、鍋肌に細かい泡がでてきたら火を止める。 <ポイント3> ここでフツフツと沸騰させないように注意! 沸騰させると、牛乳のタンパク質が凝固してしまい、せっかくのクリーミーな口当たりが損なわれてしまう。
④ コップの上に茶漉しを乗せ、③を半量ずつ注ぎいれる。 <ポイント4> 茶漉しで一度濾すことで、膜や大きな泡を取り除き、さらに口当たりをなめらかに仕上げる。

コク深く、口当たりの柔らかい「ココア」が完成!

ココアのおいしい作り方を押さえたところで、さらにアレンジを加えてみよう。お気に入りの味をぜひ見つけてみて。

まるでスイーツ!濃厚クリーミーな味わいが魅力の「ティラミス風ココア」

コーヒーの粉を入れてほろ苦く仕上げたココアの上に、ぽってりとしたティラミス風クリームをのせたアレンジ。ティラミス風クリームは、クリームチーズに生クリームときび砂糖を合わせるだけなのでとっても簡単。 ティラミス風クリームとココアを混ぜていただくもよし。混ぜずにスプーンですくい、ココアとクリームの二層を味わうもよし。気分に合わせて様々な楽しみ方ができる贅沢なココアレシピだ。
■材料(2人分) ・インスタントコーヒー … 小さじ1 ・熱湯 … 少々 ・生クリーム … 50ml ・きび砂糖 … 小さじ4 ・クリームチーズ … 20g ・ココアパウダー(無糖) … 小さじ5 ・水 … 大さじ2 ・牛乳 … 300ml ・ココアパウダー(飾り用) … 適量 ■作り方(調理時間:10分 ※室温に戻す時間は除く) ① クリームチーズは室温に戻しておく。インスタントコーヒーは少量の熱湯で溶いておく。 ② ボウルにクリームチーズときび砂糖小さじ1を入れ、泡立て器で柔らかくなるまで混ぜ、生クリームを加えてさらに滑らかになるまで混ぜる。 ③ 小さめの鍋にココアパウダーを入れ、弱火にかけ泡立て器でかき混ぜながら30秒ほど煎る。 ④ 水を少しずつ加えてさらにかき混ぜる。ココアパウダーの色が濃くなり艶が出るまで混ぜる。 ⑤ ④に残りのきび砂糖小さじ3を加え、牛乳を少しずつ注ぎその都度よく混ぜる。①のコーヒーも同じように加え、鍋肌に細かい泡がでてきたら火を止める。 ⑥ カップに茶漉しを乗せ、ココアを注ぎ入れる。 ⑦ ⑥の上に②をスプーンで浮かべ、ココアパウダーをふりかける。

ビジュアルも満点! 甘酸っぱさと甘さのバランスが絶妙な「マシュマロベリーココア」

甘く濃厚なココアのアクセントとして、さわやかなラズベリーを合わせたアレンジ。ラズベリーの酸味が甘さを抑えてくれることで、まるで高級洋菓子のような上品さを演出してくれる。 今回使用するのは、生のラズベリーではなくドライラズベリー。生のものより手に入りやすく、輸入食材店や製菓材料店などに行けばいつでも買うことができる。ふんわりしたマシュマロの甘さと、ラズベリーが持つ酸味のコントラストを楽しんでみて。
■材料(2人分) ・ドライラズベリー … 3g ・ココアパウダー(無糖) … 小さじ5 ・水 … 大さじ2 ・牛乳 … 300ml ・きび砂糖 … 小さじ2 ・マシュマロ … 6個 ・ラズベリーパウダー … 適量 ■作り方(調理時間:15分) ① 小さめの鍋にココアパウダーを入れ、弱火にかけてヘラでかき混ぜながら30秒ほど煎る。 ② ①に水を少しずつ入れ、ココアパウダーの色が濃くなり艶が出るまでさらに混ぜる。 ③ ②にきび砂糖を入れ、牛乳を少しずつ注ぎその都度よく混ぜる。牛乳をすべて入れ鍋肌に細かい泡がでてきたら火を止める。 ④ コップの上に茶漉しを乗せ、③を半量ずつ注ぎ入れる。 ⑤ ④にマシュマロを浮かべ、ドライラズベリーを手で粗く砕きながら乗せ、ラズベリーパウダーをかける。

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