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炊き合わせとは?
炊き合わせとは、複数の食材を別々に煮て、ひとつの器に盛りつける料理のことです。薄めの味付けにすることで、それぞれの食材の持ち味を生かせる調理法。しいたけやたけのこ、里芋、ふきなどの野菜のほか、高野豆腐がよく用いられます。
基本的に、炊き合わせに使用する食材に決まりはありません。またいまは、食材ごとに調味液を変えず、同じ味付けのつゆで煮ても、炊き合わせと呼ぶのが一般的。さまざまな組み合わせを楽しめるのが、炊き合わせの魅力であり醍醐味です。
基本的に、炊き合わせに使用する食材に決まりはありません。またいまは、食材ごとに調味液を変えず、同じ味付けのつゆで煮ても、炊き合わせと呼ぶのが一般的。さまざまな組み合わせを楽しめるのが、炊き合わせの魅力であり醍醐味です。
春野菜の炊き合わせ3選
1. ふきとたけのこの旬菜炊き合わせ
春に旬を迎えるふきとたけのこを使う、季節感のある炊き合わせレシピです。どちらの野菜も下ごしらえが大切。昆布だしの素と白しょうゆ、みりんで作る、薄味のつゆで煮込むのがポイントです。ふきとたけのこのおいしさを、思う存分堪能できます。
2. 鶏もも肉と菜の花の炊き合わせ
春を告げる代表的な野菜、菜の花を具材にする炊き合わせの作り方。コクと旨味の強い鶏もも肉と、良いだしが出るしいたけを入れるので、菜の花独特な苦みがやわらぎます。一年中手に入るにんじんを加えると、さらに彩りよく見栄えも良いですよ。
3. 京天ぷらと春わらびの炊き合わせ
京天ぷらとはさつま揚げのことで、特定の商品名や食材のことではありません。そんな京天ぷらと、春の山菜であるわらびで作る炊き合わせです。わらびはアクが強いため下処理は丁寧に。だしを効かせた甘めのしょうゆつゆで煮たら、具材を冷ましながら味をじっくり含ませます。
夏野菜の炊き合わせ3選
4. 冬瓜とえびの炊き合わせ
冬の瓜と書きながらじつは夏野菜である、ユニークな名前の冬瓜を、炊き合わせの具材にします。同じく夏野菜であるささげとえびをプラス。冬瓜とささげは同じ煮汁で、えびは下処理して濃いめのつゆで味付けします。炊き合わせの基本ともいえる作り方。白と赤、緑色が鮮やかな炊き合わせです。
5. ひんやり夏野菜の炊き合わせ
冬瓜となす、オクラ、かぼちゃなど、夏野菜たっぷりな炊き合わせです。かぼちゃは冬のイメージがありますが、夏に収穫して追熟させ、秋から冬に食べるのが一般的。フライパンでなすに焼き目をつけ、ほかの具材とともに、甘めの薄口しょうゆつゆで煮込めば完成です。冷やしていただきます。
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