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“あっさり・ヘルシー”の鴨料理専門店がオープン
この記事は、豊かなフードライフを演出するWEBメディア「dressing」の提供でお送りします。
福岡・春吉に2017年8月にオープンした『鴨と葱 淀水二行(よどみずにぎょう)』。もつ鍋や水炊きが博多の代表的な鍋料理だが、同店は「博多鴨しゃぶしゃぶ」を名物に掲げ、1人前1,800円という最強コスパとあって、食ツウの間で話題となっている。
店主の淀水一行さんは、もともと12年にわたり福岡市城南区七隈でもつ鍋メインの居酒屋を営んできたが、自身が年齢を重ね、“自分が食べたい料理”という原点に立ち返り、“あっさり・ヘルシー”に味わえる鴨肉に惹かれて、『鴨と葱 淀水二行』を立ち上げたのだ。
京都から取り寄せる鴨肉は素材の味を堪能できる「しゃぶしゃぶ」にぴったり!
同店の「博多鴨しゃぶしゃぶ」はとにかくシンプル。昆布やカツオ、シイタケでとっただしに醤油と酒を合わせた黄金色の透き通ったスープに、鴨肉と白髪ネギをさっとくぐらせるだけ。ごまかしが一切きかない料理だけに食材にトコトンこだわったという。
メインの鴨肉は京都宇治より直送の京鴨肉を厳選。柔らかな食感で、臭みがなく食べやすい。まさに素材の味わいが活きる「しゃぶしゃぶ」にぴったりなのだそう。スープはあっさり、食べやすく、「身体に優しい料理」というコンセプトも掲げており、化学調味料や添加物は一切使用していないのもうれしい。
鴨肉は10秒、ネギは15秒を目安にさっとスープにくぐらせていただく。低カロリー、高タンパク質が鴨肉の特徴。脂の融点が低いので消化しやすく、中性脂肪を減らすともいわれている鴨肉を、ネギと一緒に食すことで鴨肉に含まれるビタミンB2の吸収をさらに高めてくれる。
薬味はカボス、針生姜、山椒の3種を用意。九条ネギがたっぷり入る自家製ポン酢か、味噌ベースのたれにつけて食べるのが同店流だ。
そして、鍋のシメはそばか雑炊で。鴨肉からたっぷりのうまみが染み出たスープとそばの相性は抜群。そばを楽しんだあとに、卵でとじた雑炊で、スープを最後の一滴まで楽しむ常連も多い。
オリジナリティあふれる創作鴨料理もズラリ!
名物は「鴨しゃぶ」だが、アラカルトも充実している。京鴨のつくね、鴨のハンバーグ、マグレ鴨の生ハムなど鴨料理だけで15種ほどラインナップし、「全品、鴨料理づくし」という楽しみ方も可能だ。なかでも、おすすめの3品がこちら。
一品目は「炙り鴨ウニ巻」(写真上)。濃厚な味わいのウニを鴨ロース肉で巻いた贅沢な一品で、鴨肉をレアに炙ることでジューシーな食感に仕上げている。
二品目は「鴨ドカンパーニュ」(写真上)。鴨肉の切り落とし肉を小さくダイス状にカットし、鶏レバーなどと合わせている。上にかかるソースはタマネギとトマトのペーストに、ハーブやスパイスをミックス。2人で食べても十分なボリュームながら680円はコスパ抜群!
続いて「京鴨もも ほうば焼き」(写真上)。しっかりとした食感の鴨モモ肉を、京都の桜味噌、西京味噌、島原の納豆味噌に酒や卵、ゴマ、ネギなどを合わせた特製味噌で焼き上げたもの。やや甘辛で、酒のアテにピッタリ。納豆味噌の中に入っている大豆の食感もアクセント。下から直火で焼くことで朴葉(ほおば)の香りがふわりと薫る。
なお、鴨料理とのペアリングにおすすめなのが「ワイン」。ジャパニーズワインだけを厳選し、赤・白合わせて常時8種以上ラインナップする。ボトルは1本2,000円〜。
一人呑みにもピッタリなカウンター席も! “鴨酒場”を博多の夜の選択肢の一つに
2017年11月に、もともと小上がりだった1階を全席カウンターにリニューアル。一人でも利用しやすいよう、ハーフサイズのしゃぶしゃぶに、シメのそばか雑炊が付く、「ちょい鴨セット」を1,000円で提供している。
「鴨料理でちょい呑みできる“鴨酒場”として親しまれるお店にしていきたいですね。高いイメージがある鴨肉ですが “今日はちょっと鴨食べに行こうか”といった感じで日常的に楽しんでいただけたらうれしいです」と淀水さん。
笑顔がステキな淀水さんと奥さんが店を切り盛り。二人とも気さくな性格なので一人で行っても会話が盛り上がりそう!
仕事帰りや気の置けない友人とのちょっとした呑みなど……、日常のワンシーンの選択肢の一つに『鴨と葱 淀水二行』を覚えておいて損はない。
【メニュー】
博多の鴨しゃぶしゃぶ 1人前1,800円
シメの雑炊 1人前390円
シメのそば 1人前390円
炙り鴨ウニ巻 900円
京鴨ももほうば焼き 1,100円
京鴨つくね 750円
鴨のハンバーグ 900円
鴨ドカンパーニュ 680円
グラスワイン 480円
※価格は税抜
鴨と葱 淀水二行(よどみずにぎょう)
住所:〒810−0003 福岡県福岡市中央区春吉3-23-22
電話番号:092-732-7718
営業時間:17:00〜24:00(L.O.23:30)
定休日:日曜、祝日は不定休
公式サイト:
https://www.instagram.com/yodomizunigyo/
上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。
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