ライター : ☆ゴン

鳥取を代表する名物グルメ12選!

全国的に有名な鳥取砂丘で知られる中国地方北東部に位置する鳥取県。北には海の幸豊かな日本海、南には大山を頂く中国山地を挟んで広島や岡山と隣接しています。東に兵庫、西に島根と接する東西に長い県で、風光明媚な景観だけでなくグルメの宝庫としても有名。 鳥取といえば松葉ガニを思い浮かべる人が多いでしょうが、そのほかにもいろんなご当地グルメがあることで人気の観光地です。鳥取を代表する名物グルメとそれをいただける12店を選んでみました。

1. まろやかなコク「鳥取牛骨ラーメン」

ラーメンのスープといえば豚骨や鶏ガラだしで作るのが一般的ですが、鳥取県中西部のラーメン屋さんでは古くから牛骨だしのラーメンが多く見られます。それが他府県と違うという意識もなく、ごく当たり前のように提供されてきたというから面白いですね♪ 少し甘めでコクのあるまろやかな味わいのスープが特徴で、牛骨だし以外のトッピングなどに特に決まりはなく、お店ごとにオリジナリティーがあります。メディアで取り上げられるようになって注目度や人気ともに急上昇中で、東京に出店しているお店もあるほどです。 いまでは県の市場開拓局が管轄する「食のみやこ鳥取県」のHPでご当地料理として紹介され、20数店が加入する「鳥取牛骨ラーメン応援団」が奨励活動をおこなっています。

鳥取牛骨ラーメンを食べるなら「香味徳 赤碕店」!

JR赤碕駅から北へ徒歩10分ほど、山陰道に面した2階建の1階にあります。敷地横に40台ほどの車が駐車できるスペースがあり、瓦ぶきのひさしやナマコ壁が和風テイストな外観のお店です。広くて明るい店内にはカウンター席とテーブル席、小上がりの座敷席あわせて70席近くあります。 こちらが創業60年を超える有名な香味徳本店で、二人の子息が銀座とハワイにも出店しています。牛骨スープにちぢれ麺のラーメンは、脂身の少ない赤身のチャーシューに茹でたまご、メンマにもやしが入った昔懐かしい中華そばタイプ。常連さんから飲み干しラーメンと呼ばれ、コクがありながらもあっさりとしたスープが人気です。

店舗情報

■店舗名:香味徳 赤碕店(かみとく) ■最寄駅:JR赤碕駅から徒歩10分 ■住所:鳥取県東伯郡琴浦町大字赤碕1979 ■電話番号:0858-55-0003 ■営業時間:11:00~21:00 ■定休日:月曜日(祝日は営業、翌火曜日休み) ■禁煙・喫煙:喫煙可 ■wifi:なし ■参考URL:https://tabelog.com/tottori/A3103/A310302/31000379/ ■公式HP:http://nttbj.itp.ne.jp/0858550003/index.html

2. 県民のソウルフード「鳥取カレー」

公表されている総務省統計のなかで、平成15年度の一世帯あたりのカレールーの消費量と購入金額が日本一になった鳥取県。それからも常に全国トップクラスの消費量を誇る鳥取では、カレーが大好きな県民性を反映してたくさんのカレー店があることで有名です。 このカレーを鳥取県のご当地グルメにしようと立ち上げたのが「とっとりカレー倶楽部」で、鳥取カレー研究所を設立し、県産品を具材にしたオリジナルカレーの素まで作ってしまう熱の入れよう! 20店ほどある倶楽部の加盟店には県産品の使用を奨励していますが、特段の規則や定義などはなく、県内で提供しているカレー全般を鳥取カレーと呼ぶのだそうですよ。お店ごとに異なる個性あふれるカレーを味わってくださいね。

鳥取カレーを食べるなら「カフェ ダール ミュゼ」!

JR鳥取駅前から100円循環バス「くる梨」の利用で、緑コースの県立博物館停留所から徒歩1分ほどの鳥取県立博物館内にあります。館内の一角にあり、壁面いっぱいのガラス張りブラックサッシがシャープな印象の外観。披露宴やコンサートにも利用されるおしゃれな店内はテーブル席を中心に40席ほどあります。 ライスは白米か五穀米から選べ、サラダがセットでついています。大きくカットされたいろんな野菜やプルーンなどがトッピングされ、薬膳というだけあってスパイスが効いた味わいが特徴的。よく煮込まれた大きめの牛すじ肉も入っていて、しっかりと食べごたえのある満足感たっぷりの「鳥取カレー」です。
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