ライター : 白井シェル

フリーライター

たまには、素敵におフランスな気分♪

Photo by ako0811

ショコラショー(chocolat chaud)とはフランス語、おしゃれな響きですね。固形タイプのチョコレートではなく、飲むチョコレートを指しており、日本ではホットチョコレートとして広まっています。ココアと同じ?と思われがちですがまったく違います。

ショコラショーは、ミルクにチョコレートを溶かしたもので、カカオバターの粘り、チョコレート本来の味が強く感じられる飲み物です。とても濃厚で、ビターな香りは、特に寒い時期にぴったり。

ショコラショー片手に優雅にカフェタイムを過ごすと、本場パリの空気感が伝わってくるかもしれません♪

ショコラショーの基本レシピ

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ショコラショーの作り方はとてもシンプル。基本的には、ミルクにチョコレートを溶かすだけなんです。溶かすチョコレートの種類、トッピングなどでオリジナリティを出すことで、お店によって味が違いますよ。この記事では、いつでも手に入る板チョコを使うレシピを紹介します。

材料(2人分)

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作り方

1.チョコレートを細かく刻む

細かく刻まれたチョコレートがまな板の上にある様子

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ビターチョコレートは溶けやすいように、細かく包丁で刻みます。

2.牛乳を温める

鍋で牛乳を温めている様子

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小さめの鍋で牛乳を弱火で温めます。ブクブクと沸騰させてしまうと容量がすぐに減ってしまいます。80度程度でゆっくり温めてください。

3.チョコレートを溶かす

牛乳が入っている鍋にチョコレートを投入している様子

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火加減は弱火のまま、刻みチョコレートを少しずつ加え、その都度泡だて器でゆっくり混ぜ溶かします。
泡立て器でチョコレートを溶かしている様子

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すぐには溶けません。じんわり、全体が濃い茶色になり牛乳と一体化していきます。
鍋でチョコレートを溶かし、砂糖を加えている様子

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ビターチョコレートを使用するので、少し砂糖を加えてもおいしいです。お好みで調整してください。

4.できあがり

テーブルの上にショコラショーとティースプーンが並んでいる様子

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事前にあたためておいたカップに、ゆっくり注いでできあがりです。チョコレートの香りが漂いリッチな雰囲気に♪ マイルドな牛乳がお腹にやさしい味わいです。
テーブルの上のショコラショーをスプーンですくおうとしている様子

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少し大人なテイストに仕上げる場合は、ショコラショーが熱いうちにラムダークのリキュールをひとさじ加えるのもおすすめです。ほんの少しで一気に風味豊かになります。

作り方のコツ

1. 加熱時間を短くするためにも、チョコレートは細かく刻んでおきましょう。

2. 牛乳に溶かすので、カカオ分量の高いビター味でも苦みは軽減されます。板チョコで手軽に、カカオ分の異なるチョコレートをいろいろと試してみるのも面白いですよ。

3. オリジナリティーを追及するのもおすすめです。ミルクを泡立ててみたり、リキュールでフレーバーを楽しんだり、シナモンなどスパイスを加えてもよいですね。

電子レンジでも簡単に作れる

ひとり分だけ作るなら、電子レンジを使うと鍋いらずで手軽です。耐熱容器に刻みチョコレートと少量の牛乳を入れて加熱し、チョコレートが溶けたら温めた牛乳を加えて再度加熱します。チョコレートが溶けにくいときは、少量の牛乳を加えて少し置くとよいでしょう。

マシュマロをトッピングしたり、ホワイトチョコレートで作ったりしてもおいしいですよ。

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