ライター : ☆ゴン

ジュニパーベリーの特徴と評判のレシピ

日本でジュニパーベリーというとあまりなじみがないですが、お花や園芸に興味ある人には意外と知られています。紫の実がついた緑の枝でリースを作ったり、室内に飾る人もいたりして、森林のなかにいるようなウッディーな香りで人気の植物。

乾燥させた実をハーブティーにして飲んだりもしますが、甘みとスパイシーな香りから料理に使用するのが一般的です。そんなジュニパーベリーを使った料理のおすすめレシピ6選をご紹介します。

ジュニパーベリーとはどんなもの?

和名で「西洋ねず」という常緑の針葉樹で、ジュニパーベリーと呼ばれる果実は熟すにつれ紫色になり、完熟すると黒に近い紫色になります。北半球の寒冷地を中心として分布し、北米やヨーロッパ、アジアに広く自生。 洋酒のジンの香りづけに用いられるベリーとして有名で、精製したものはアロマオイルとして女性に人気です。ヨーロッパでは古くから乾燥させた実をハーブとして利用し、おもに肉料理の臭み消しに使われています。

ジュニパーベリーを使ったレシピ6選

1. 生アスパラガスのハーブピクルス

アスパラは火を通して食べるのが一般的ですが、レシピでは生のアスパラをピクルスにしています。ローリエやジュニパーベリーなどのハーブが入ったピクルス液に漬けて、保存瓶に入れて冷蔵庫で2日間置くと完成!アスパラは新鮮なものを使用して、細いもののほうが漬かりやすいですよ。

2. 牛フィレ肉とフォアグラのソテー

牛フィレ肉とフォアグラをソテーした、なんとも贅沢な組み合わせのステーキですが、一番のポイントがそこへかけるソースです。グレイビーソースと赤ワインで作るソースは、つぶしたジュニパーベリーを加えることで甘さと複雑な香りがつきます。素材と味ともに文句なしのおいしさですね♪

3. マリネした鶏むね肉のソテー

鶏むね肉をハーブ入りのマリネ液に浸け、ひと晩冷蔵庫で寝かせてソテーするだけの簡単レシピです。レシピでは特に指示はありませんが、にんにくはスライスするかつぶしましょう。また鶏肉の所々にフォークで穴をあけておくと、味が染みやすいです。

4. 牛すね肉と根菜のハーブポトフ

牛すね肉とかぶ、じゃがいもやにんじんなど、たっぷりの根菜類をじっくり煮込んだポトフです。このレシピでもジュニパーベリーやローリエなどのハーブをプラス。野菜は途中から加えるほうが、煮くずれしにくいですよ。
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