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ジュニパーベリーの特徴と評判のレシピ
日本でジュニパーベリーというとあまりなじみがないですが、お花や園芸に興味ある人には意外と知られています。紫の実がついた緑の枝でリースを作ったり、室内に飾る人もいたりして、森林のなかにいるようなウッディーな香りで人気の植物。
乾燥させた実をハーブティーにして飲んだりもしますが、甘みとスパイシーな香りから料理に使用するのが一般的です。そんなジュニパーベリーを使った料理のおすすめレシピ10選をご紹介します。
ジュニパーベリーとはどんなもの?
和名で「西洋ねず」という常緑の針葉樹で、ジュニパーベリーと呼ばれる果実は熟すにつれ紫色になり、完熟すると黒に近い紫色になります。北半球の寒冷地を中心として分布し、北米やヨーロッパ、アジアに広く自生。
洋酒のジンの香りづけに用いられるベリーとして有名で、精製したものはアロマオイルとして女性に人気です。ヨーロッパでは古くから乾燥させた実をハーブとして利用し、おもに肉料理の臭み消しに使われています。
ジュニパーベリーを使ったレシピ10選
1. ドイツの煮込み料理アイスバイン
塩漬けした豚すね肉を香味野菜やハーブと一緒に煮込んで作る、ドイツを代表する家庭料理。塩とジュニパーベリーをはじめとするハーブでマリネして2日間寝かせ、圧力鍋を使って時短で仕上げています。さらにオーブンんで皮を焼くという、シェフのこだわりが感じられるレシピです。
2. 生アスパラガスのハーブピクルス
アスパラは火を通して食べるのが一般的ですが、レシピでは生のアスパラをピクルスにしています。ローリエやジュニパーベリーなどのハーブが入ったピクルス液に漬けて、保存瓶に入れて冷蔵庫で2日間置くと完成!アスパラは新鮮なものを使用して、細いもののほうが漬かりやすいですよ。
3. 豚肉とりんごのポットロースト
ポットローストとは蓋つきの深鍋に塊肉と野菜を入れ、オーブンでじっくりと煮込むアメリカでは一般的な家庭料理です。もちろんコンロの火にかけてコトコト煮込んでもよく、どんな硬いお肉でもやわらかくなる調理法。レシピでは豚肉ブロックをりんごジュースが入ったソースで煮込んでいます。
4. 牛フィレ肉とフォアグラのソテー
牛フィレ肉とフォアグラをソテーした、なんとも贅沢な組み合わせのステーキですが、一番のポイントがそこへかけるソースです。グレイビーソースと赤ワインで作るソースは、つぶしたジュニパーベリーを加えることで甘さと複雑な香りがつきます。素材と味ともに文句なしのおいしさですね♪
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