ライター : ako0811

出汁と食材のうまみが決め手♪

具だくさんで、ご飯だけでも十分に栄養満点な五目ご飯は、関西では「かやくご飯」などと言われ親しまれています。冷めてもおいしいのでお惣菜や、お弁当屋さんのご飯、また駅弁などにも使われていますね。出汁と食材のうまみがしっかりと染み込んだご飯は、ついおかわりしたくなる日本人の定番和食です。 おいしい炊き込みご飯を作るには一緒に炊き込む食材の下処理がとっても重要!逆に言えば、下処理さえできれば炊飯器にお任せの楽ちんレシピなんです。丁寧に作った分、できあがりはつやつやふっくら♪幸せご飯のできあがりです。

五目ご飯の基本レシピ

Photo by ako0811

炊き込みご飯の基本ともいえる「五目炊き込みご飯」。本レシピでは、ごぼうとにんじん、こんにゃく、干し椎茸、油揚げの五種類の食材で作ります。干ししいたけの戻し汁とかつお出汁がベースとなり、野菜中心の優しい味わい。食材の下準備さえ行えばあとはスイッチオン!炊飯器でも十分においしく作れる方法をご紹介します。

材料(4人分)

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米 2カップ ごぼう 1/4本 にんじん 小1/2本 干ししいたけ 3-4枚 こんにゃく 1/2枚 油揚げ 1/2枚 かつおだし汁と椎茸の戻し汁を合わせて 1カップ半 酒 大さじ2 薄口しょうゆ 大さじ2 みりん 大さじ2 塩 小さじ1/2 絹さや 適量(仕上げ用、無くても良い)

作り方

1. お米を研ぎ、30分以上浸水させます。

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お米をやさしく研ぎ、30分以上しっかり浸水しましょう。お米の一粒一粒に水分を吸収させることで、内部にまで火が通りふっくらとした炊き上がりになります。

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浸水後は、ざるに上げ水気をしっかり切ります。表面の水分が内部に浸透するので炊き込む際に味が均一化しやすくなります。
2. 具材の下準備、カットをします。
・干ししいたけ

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干ししいたけは水で戻します。時間があるときは前日から冷蔵庫の中でゆっくりじっくり戻しましょう。干ししいたけは、冷水で5時間前後しっかり戻すことで特有のうまみ成分がたっぷり出てきます。 ※時間のない時は、ぬるま湯やレンジ加熱で柔らかく戻すこともできます。

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戻した干ししいたけは、スライスしてから5mm角にカットします。

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戻し汁は風味の良い出汁になるので捨てないでください。茶こし等で余分な汚れを取り除き、かつお出汁と合わせます。
・ごぼう

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ごぼうは皮を包丁の背でこそげ取り、ささがきにします。縦に4〜5本切り込みをいれ、端からえんぴつを削るように薄く切り落とすとやりやすいでしょう。

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ささがきする際に水をはったボウルに直接落とし、数分アク抜きをしましょう。
・こんにゃく

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こんにゃくは塩を少々入れた熱湯で1〜2分軽く茹でて臭みを取ってから、5mmの棒状にカットします。厚みを3等分にしてからカットするとやりやすいでしょう。
・油揚げ

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油揚げは熱湯で茹でて油切りをしてからカットします。時間のないときは、キッチンペーパーにくるんでレンジで数分加熱するだけでも油切できます。5〜7mm角程度にカットしましょう。
・にんじん

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にんじんは細切りにしてから5mm角切りにします。
3. 炊飯器にお米、調味料、具材をセットします。

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炊飯器に水切りをしたお米を入れます。干ししいたけの戻し汁とかつお出汁、調味料を加えます。

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目盛の表示通り、水を加えます。 ※先に調味料や出汁を加えてから、最後に水で調整すると分量が分かりやすく失敗しません。

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下準備した具材を表面に並べます。混ぜ込んでしまうと加熱ムラができるので、お米の上に広げるようにしましょう。
4. 炊けたら、さっくり混ぜ合わせ青菜を散らします。

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普通炊きします。炊きあがったら、底からすくうように優しくさっくり混ぜましょう。

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さっと塩茹でしたきぬさやを混ぜると彩がきれいです。絹さや以外にも、いんげんや三つ葉などでもおいしくいただけます。
5. 器に盛り付けて完成です♪

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しっかり出汁を含んだお米は、冷めてもおいしくいただけます。お弁当用など沢山作って冷蔵、冷凍保存も可能ですよ。

五目ご飯と食べたい献立3選

1. 鶏肉の照り焼き

お野菜中心の優しい五目ご飯にはしょうゆベースのしっかり味「照り焼き」がよく合います。献立にお肉をプラスすることで全体のバランスもよくご飯がどんどんすすみます。また五目ご飯作りでこんにゃくが余ったら、こちらのレシピのように一緒に炒めてしまっても食感が増し満足感が得られますね。

2. 青菜のお浸し

がっつり飯の箸休め的な感覚でおいしくいただけるのが青菜のおひたしです。青菜以外にもえのきが含まれていて、栄養バランス的にも良さそうですね♪こちらのレシピは、ゆずの皮が添えられているので風味も楽しめます。五目ご飯におひたしであれば、野菜が苦手なお子様も何となく食べられちゃうかも?

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