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かぶってどんな野菜?
かぶといえば、淡泊な優しい味わいの中に甘味があり、漬け物や汁物、煮物の他にも、サラダやクリーム煮などいろいろな料理に使える便利な根菜。クセが少なく、和・洋・中なんにでも合う、使い勝手の良い野菜といえます。
その歴史は古く、地方ごとに名産があるのも特徴のひとつ。栄養面で考えると、ビタミン類が豊富で、胃腸の働きを助けると言われている、ジアスターゼという消化酵素を多く含んでいます。
また、かぶは別名を「すずな」といいます。春の七草で聞いたことがあるという方も、多いのではないでしょうか?
かぶの旬は?
季節を問わず手に入るかぶですが、実はかぶの旬は2回あり、春ものは4~5月頃、秋ものは10~11月頃が、それぞれ旬といわれています。
春もの
春ものでポピュラーなのが、お馴染みの白い小かぶ。関東地方を中心につくられており、「金町小かぶ」が代表種です。
春ものは、皮ごと食べられるくらいやわらかいという特徴が。そのため、煮物などには皮ごと調理すると煮崩れを防げます。ほんのりした独特の苦味もあり、浅漬けなどにもぴったり。ビタミンA、Cがたっぷりの葉も一緒に漬ければ、味、栄養ともにアップします。
秋もの
肌寒い季節になり多くなってくるのが、色鮮やかな赤かぶです。お正月料理のひとつとして、赤く色づいた赤かぶの甘酢漬けはおなじみですよね。
秋ものの特徴としては、しっかりとした甘さ。寒い時期になると、甘味が増します。肉質がち密なことも特徴で、そのため生食よりも煮込み料理などに向いています。
おいしい旬のかぶの選び方
では、よりおいしいかぶを選びたいとき、どんな点に気を付けると良いでのしょうか?
まずは実の部分。重さがありツヤのある白色で、かつ全体に光沢のあるものが新鮮なしるしといえます。また、皮にツヤや張りのあるものが良品です。
葉の部分はみずみずしく、鮮やかな緑色であることがポイントです。実と茎のつなぎ目が変色していないかもチェックポイント。根は一本まっすぐ伸びたものがよく、ひげ根が少ないものを選ぶと良いでしょう。
旬のかぶをおいしく保存する方法
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