ライター : pomipomi

webライター / 料理研究家

ウィークエンドシトロンってどんなお菓子?

ウィークエンドシトロンは、フランスで昔から親しまれている伝統の焼き菓子です。その名の通り、「週末に大切な人と一緒に食べたいケーキ」という意味が込められており、レモンなどの柑橘類(シトロン)を加えて作るバターケーキのことを指します。 表面はレモンアイシングでコーティングされており、黄色い宝石のようなビジュアルが特徴的。爽やかな香りとしっとりとした口あたりが持ち味で、日持ちもすることから、本場フランスでは平日に作っておいて、週末のピクニックやお出かけに持っていくケーキとしても愛されています。

こんな呼び方も!

ウィークエンドシトロンは別名「ケーク・オ・シトロン」とも呼ばれており、さらに「ガトー・ウィークエンド」という呼び方もあります。 ちなみにフランスでは週末前の挨拶として「Bon week-end!(ボン・ウィーケンド)」と言うそうです。「weekend」は英語ですが、フランスでは間にハイフンを入れて「week-end」として使っているんだとか。

ウィークエンドシトロンの基本レシピ

Photo by macaroni

材料(マフィン型6個分)

・バター……100g ・砂糖……80g ・卵……2個 ・薄力粉……100g ・ベーキングパウダー……小さじ1杯 ・レモン……1個 ・粉糖……70g

作り方

1. ボウルにバターと砂糖を入れ、ハンドミキサーで白っぽくなるまで混ぜます。 2. 卵を3〜4回に分けて入れ、その都度よく混ぜ合わせます。※卵を一度に入れてしまうと分離しやすいので注意してください。 3. 薄力粉とベーキングパウダーを加え、粉っぽさが少し残る程度まで、底から返すように混ぜます。 4. レモンの皮をすりおろして入れ、果汁を大さじ2杯加えて混ぜます。 5. 生地をマフィン型に流し入れ、スプーンで中央をくぼませます。少し高いところから落として中の空気を抜きます。 6. 170℃のオーブンで40分~45分焼きます。竹串を刺して何も付かなければ、粗熱を取って型から外します。 7. 別のボウルに粉糖、レモン果汁大さじ2杯を入れてなめらかになるまで混ぜ合わせます。 8. 67のアイシングを塗り、お好みでレモンの皮とピスタチオをトッピングします。アイシングが乾いたら完成です♪

フランスのお菓子「ウィークエンドシトロン」で楽しい週末を♪

「週末に食べたいケーキ」なんておしゃれなネーミングが心をくすぐるウィークエンドシトロン。ご紹介したレシピは、週末だけとは言わず、毎日でも食べたくなってしまうようなおいしさですよ。みなさんも、さまざまなアレンジを加えて、「我が家のウィークエンドシトロン」を完成させてみてはいかがでしょうか。
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