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フランスで愛される「パンデピス」とは?
日本ではあまりなじみがありませんが、フランスでは深く親しまれているスパイスの香るお菓子「パンデピス」。バターを使わずに、はちみつをたっぷり入れてしっとりと仕上げられます。名前は、フランス語で「香辛料を使ったパン」という意味があるとか。
お店によってスパイスの配合が違う
茶色く、地味な見た目ですが、スパイスのほかにもドライフルーツやナッツなどが入ったものもあります。本場フランスでは、お店によって使うスパイスの種類や配合が違うそうで、そのお店ごとの味が楽しめるのも醍醐味のひとつなんですよ。
体の奥からじんわり温まり、スパイスの香りとやさしい甘さに癒されること間違いなし!寒い季節にぴったりのパンデピスを、あなたも作ってみませんか?
自宅で挑戦!パンデピスのレシピ
パンという名前がついていますが、パン作りに必要なイーストなどの酵母は使いません。ベーキングパウダーで膨らませるので、気軽に作れます。
今回はオレンジピールやくるみを入れたレシピを紹介しますが、何も入れずにプレーンな生地で作ってもOK。プレーンにすると、サンドイッチやカナッペなどアレンジの幅がいろいろ広がりますよ。
材料(6×12×4cmのミニパウンド型2台分)
・牛乳……50cc
・卵……1/2個
・はちみつ……100g
a. 強力粉……60g
a. ライ麦……40g
a. ベーキングパウダー……小さじ2杯
a. シナモン……小さじ1杯
a. ナツメグ……小さじ1/4杯
a. クローブ……小さじ1/4杯
・オレンジピール……30g
・くるみ……30g
下準備
・くるみは160℃のオーブンで10分ほど焼いて、粗く刻んでおきます。オレンジピールも同じように粗く刻みます。
・ミニパウンド型に合わせて、クッキングシートを敷きます。クッキングシートの代わりにバター(分量外)を塗って、小麦粉をはいてもOKです。
・オーブンを180℃に予熱しておきます。
作り方
1. ボウルに牛乳、卵、はちみつを入れて、なめらかになるまで混ぜます。混ざればよいので、泡立てなくてOKです。
2. (a)の材料を入れて、ゴムベラでさっくり混ぜ合わせます。
上の画像のように、粉っぽさがなくなればOKです。混ぜすぎないようにしましょう。
3. 粉っぽさがなくなったら粗く刻んだオレンジピールとくるみを加え、さっくりと混ぜます。
4. ミニパウンド型に、8割ほどの高さまで生地を均等に流し込みます。そのあとに布巾などの上で、2〜3回トントンと軽くテーブルにたたいて空気を抜きましょう。
5. 180℃に予熱しておいたオーブンに入れて、18分ほど焼きます。
6. 中央に竹串を刺し、きちんと焼けているか確認します。べたっとした生地がついてこなければ焼き上がりです。型から取り出し、ケーキクーラーの上などで粗熱を取ります。
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