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もつ鍋の具材になにを選ぶ?
もつ鍋は、九州の福岡県が発祥だとされます。第二次世界大戦後の福岡市周辺で、炭鉱労働者がホルモンを鍋で煮て、食べていたのが由来なのだとか。それ以来、福岡や博多の郷土料理として根付き、現在に至ります。
当初は、わずかな野菜と一緒に煮たり、すき焼き風にしたりと、シンプルな内容。時代の流れとともに、具材や味付けが洗練されて、いまのもつ鍋になるのです。そんなもつ鍋の具材を、定番と変わり種に分けて紹介。おうちで作るときの参考にしてください。
当初は、わずかな野菜と一緒に煮たり、すき焼き風にしたりと、シンプルな内容。時代の流れとともに、具材や味付けが洗練されて、いまのもつ鍋になるのです。そんなもつ鍋の具材を、定番と変わり種に分けて紹介。おうちで作るときの参考にしてください。
もつ鍋におすすめのホルモン部位3選
もつと呼ばれるホルモンには、いろんな部位がありますが、もつ鍋に使うのは牛や豚の小腸や大腸がほとんどです。部位によって味わいが違うのはもちろん、同じ部位でも切り方によって食感が異なるもの。そんなもつの代表的な部位と名称を紹介します。
1. コプチャン
コプチャンとは、牛の小腸を裂いて開いたもの。スーパーではあまり見かけませんが、一部の精肉店やホルモン専門店で販売されています。
コプチャンのほかに、コテッチャンやソチャンと呼ばれることも。プリプリした食感が特徴で、噛めば噛むほどに、独特の甘味が口の中いっぱいに広がります。ちなみにシロとは、豚の腸を指す言葉です。
コプチャンのほかに、コテッチャンやソチャンと呼ばれることも。プリプリした食感が特徴で、噛めば噛むほどに、独特の甘味が口の中いっぱいに広がります。ちなみにシロとは、豚の腸を指す言葉です。
2. シマチョウ
シマチョウ(縞腸)とは、牛の大腸のことです。皮の表面が縞模様になっているのが名前の由来。テッチャンとも呼ばれます。コプチャンに比べて脂が少なく、コリコリした弾力のある歯ごたえが特徴です。一般的なもつ鍋には、このシマチョウがよく使われます。
3. マルチョウ
マルチョウ(丸腸)は、牛の小腸を裏返して輪切りにしたもの。コプチャンと部位は同じですが、切り方が異なります。消化器系独特のくさみが少なく、甘味のある脂がおいしいと評判。シマチョウよりもやわらかく、プリッとして食べやすいのが特徴です。
もつ鍋に入れたい野菜7選
もつ鍋に限らず、鍋料理に野菜は必須の食材です。とくにもつ鍋には、ニラやキャベツを入れるのが一般的。そんな定番野菜の数々を紹介します。続いてそのほかの具材も、定番と変わり種に分けてピックアップしているので、ぜひチェックしてみてください。
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