干さない!室内で手軽にできるレンジとオーブンを使う作り方

天日干しは天候に左右されるうえ、カビや虫などに注意する必要があります。干す過程を「オーブンで焼く」という方法を使えば、室内で手軽に作ることができますよ。湿気の多い梅雨時期でも問題ありません。

さつまいもを蒸す際には、蒸し器や炊飯器、圧力鍋を使うのがおいしく作るポイント。じっくり加熱することで甘味が引き出され、干し芋の魅力であるねっとりとした食感になりますよ。もっと手軽に蒸したい場合は、電子レンジで加熱してもいいでしょう。

1. 蒸し器で蒸して、オーブンで焼く干し芋

Photo by macaroni

数日かかる干し芋が、2時間半ほどでできあがると助かりますよね。さつまいもは包丁を使わずに、卵カッターでスライスすれば、均等な厚さに切れて画期的です。お子さんと一緒に楽しんで作れそうですね。手早く作りたいときにはぜひ挑戦してみてください。

2. 圧力鍋で蒸して、オーブンで焼く干し芋

圧力鍋をお持ちならぜひ使ってみてください。電子レンジや蒸し器よりも早くさつまいもをやわらかくすることができますよ。レシピのように皮付きのまま輪切りにすれば、手間もかからず、皮の部分のおいしさも堪能できます。あまり見かけない皮付きの干し芋は、手作りならでは。噛み締める食感は食べごたえ満点ですよ。

3. 蒸し器で蒸して、食品乾燥機で作る干し芋

天日干しは天候に左右され、オーブンは途中で裏返す手間があるため、なかなか干し芋作りに取りかかれない方もいるかもしれません。食品乾燥機を使えば、ほったらかしで干し芋を作ることができますよ。いつでも好きなときに作れるのもうれしいですね。お持ちの方はぜひ試してみてください。

干し芋の保存方法

冷蔵の場合

干し芋は乾燥させてはいますが、中に水分がまだ残っているため、カビが生えるおそれがあります。常温での保存は避けて、ひとつずつラップで包んで冷蔵庫へ入れましょう。1週間ほど保存可能ですが、なるべく早めに食べるようにしてくださいね。

冷凍の場合

より長く保存したいなら、冷凍がおすすめ。ラップで包んで冷凍用ジッパー袋に入れて冷凍庫で保存しましょう。1ヶ月ほど保存できます。まとめて包むとくっつきやすいので、ひとつずつ包むのがポイント。小分けにしておくと、食べる分だけ解凍できますよ。食べるときは冷蔵庫で自然解凍し、トースターで軽く温めましょう。

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