ライター : ☆ゴン

パッパルデッレとはどんなパスタのこと?

パッパルデッレは、イタリア中西部に位置するトスカーナ州でおもに用いられる、幅が広いリボン状の平打ちパスタです。お店で見たことがあるので、知っているという人も多いはず。

しかしこれと似た平打ちパスタに、タリアテッレやフェットチーネがあり、よく混同されがちです。厳密には発祥地や小麦粉の質、麺の幅、厚さなどが異なります。

この記事では、そんなパッパルデッレの特徴やサイズなどについて解説。あわせてパッパルデッレで作る、おいしいパスタの人気レシピを紹介します。

豪快に食べるという意味のパッパルデッレ

パッパルデッレの名前の語源は、トスカーナ州の方言「pappare(パッパーレ)」で、「豪快に食べる」という意味。スパゲッティやリングイネなどの細麺と比べて、ボリュームがあるため、なんとなく的を射たネーミングといえます。

パッパルデッレは厚さが2~3mm、幅は10~30mmほどのロングパスタ。生地は強力粉のみ、または強力粉と薄力粉を混ぜ合わせたもので、各家庭で手作りすることが多いです。

この平打ちパスタはラグーやトマト、クリームソースなどの濃厚なソースと相性抜群。とくに肉の煮込みソースであるラグーには、伝統的に鴨やホロホロ鳥、うさぎ、猪などのジビエがよく用いられるそうです。

タリアテッレとの違い

パッパルデッレとよく似ているタリアテッレは、イタリア中北部の州都ボーローニャが発祥とされます。生地の粉に軟質小麦を使うことが多く、厚さが1mmで幅は8mmほどと、パッパルデッレに比べて小ぶりなのが特徴です。

一方のフェットチーネは、タリアテッレとサイズがほぼ同じで、見た目もとくに大きな差異はありません。イタリア中部から南部にかけてフェットチーネと呼ぶものの、とくに区別しない地域もあるのだとか。厳密には、粉に硬質小麦を使うことが一番の違いだとされます。

パッパルデッレを使うおすすめレシピ8選

1. なすとムール貝入りのパッパルデッレ

パッパルデッレで作る、なすとムール貝入りのトマトソースパスタのレシピ。ホールやカットトマト缶の代わりに、パッサ―タというトマトピューレでソースを作ります。濃厚な味わいがたまらないです。

2. チキントマトクリームのパッパルデッレ

鶏むね肉をゆでてほぐしたものを具材にする、トマトソース和えのパッパルデッレです。ソースに生クリームとバジルペーストも加えるので、甘酸っぱくてさわやか、濃厚でクリーミーな味わいを楽しめます。

3. いかとズッキーニ、バジルのパッパルデッレ

濃厚なソースで和えることが多いパッパルデッレを、にんにくと青唐辛子でペペロンチーノ仕立てにします。少しだけ加える、アンチョビの塩気と旨味が良いアクセント。いかのおいしさが際立つひと品です。

編集部のおすすめ