中東

シリアやイスラエルなど中東でもクスクスは定番のお料理です。肉料理の付け合せとして利用されたり、鶏肉などの煮込み料理の仕上げに加えられたりと日常的に使われています。

特に「プティティム」と呼ばれる大ぶりのクスクスは子供たちに大人気で、ゆでてそのまま食べたり、トマトベースの炒め物に使われたりしています。

ヨーロッパ地域

一方で、ヨーロッパのクスクスはまた別の顔を持っています。フランスなどでは煮込み料理の付け合せのほか、サラダとして提供されることが多く、レモン汁や塩コショウで味付けしたさっぱりとした味わいのクスクスサラダが好まれます。

南米地域

ブラジルに渡ったクスクスは、さらなる変化を遂げています。小麦粉から作るクスクスが、ブラジルではキャッサバ芋ととうもろこし粉から作られるようになり、煮込み料理の付け合せや炊き込みごはんのように一緒に炊かれた料理として食べられているのです。

クスクスを使ったおすすめレシピ

1.クスクスサラダ

きゅうりやレタスなどすべての具材を小さくカットして、戻したクスクスとドレッシングで合わせたさっぱりとした味わいのクスクスサラダのレシピです。ドレッシングのチリパウダーがピリッとアクセントになっています。

2.クスクススープ

冷蔵庫の残り野菜を重ねて煮ることで、旨みを引き出したクスクスのスープです。クスクスは乾燥したままお鍋に入れればOK。ターメリックやクミンなどお好みのスパイスを加えてひと煮立ち。お腹にやさしいレシピで、体調がイマイチのときや飲みすぎた翌朝にもおすすめです。

3.クスクス・鶏肉のトマト煮込みソース

チュニジア風の本格的クスクスのレシピです。お野菜と鶏肉たっぷりのトマトベースの煮込みに、注目のスパイス「ハリッサ」を加えて、スパイシーに仕立ててあります。あっさりとしたモロッコ風とはまた違う、食べ応えたっぷりのクスクスをお楽しみくださいね。
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