ライター : 伊藤 千亜紀

フードアナリスト

あっさりまろやか!豆乳鍋レシピ

豆乳鍋は、基本、豆乳とダシをベースにして作るメイドインジャパンの鍋料理。相性の良い具材が多く、色々なアイデアでバリエーションが広がります。豆乳が苦手な人でも、スープと合わせることでミルキ―な味わいになり、食べやすいのが特徴です。 また、残ったスープでうどんや雑炊を作って〆る際、チーズなどもよく合うので、鍋の時とは違った味わいも楽しめます。今回は、白だし、味噌、ごまを中心に豆乳鍋レシピを集めてみました。

白だしで!旨みがしみる豆乳鍋レシピ5選

白だしとは、かつお節や昆布などからとった出汁、白醤油・薄口醤油・砂糖・みりんなどを加えて作った調味料のこと。濃縮のめんつゆのように、料理に応じて希釈して使用します。 味も、透き通った色から薄味を想像しがちですが、濃縮のめんつゆ同様にしっかりした味。色が薄いため、素材の色を活かして調理を仕上げることができます。だし巻き卵、うどん、煮物、茶碗蒸しなどに、適度な塩分とだしのうま味を加える万能調味料です。市販の白だしを使うと便利ですが、無い時は自分でも作ると素材の旨みが楽しめます。

1.豆乳湯豆腐鍋

【使用した具材】絹ごし豆腐 冷蔵庫に具材が少ない時、豆乳と絹ごし豆腐があったらこれを。湯豆腐も豆乳仕立てにするとまろやかな味になります。一人鍋の時も身も心もほっこりして温まりますよ。薬味の白ゴマは香ばしく炒って。お好みでしょうゆや塩をかけて頂きます。

2.豆乳豆腐鍋

【使用した具材】 絹ごし豆腐、ネギ、春菊、ニンジン、無調整豆乳、だし汁、塩、薄口しょうゆ、白ごま、しょうゆ 元が同じ大豆だからでしょうか、豆腐と豆乳って本当に合いますね。なめらかなスープに、つるんとした豆腐ののど越しがおいしい鍋です。絹ごし豆腐は、1丁そのまま鍋に入れます。フツフツとしてきたら野菜を入れて、春菊の苦味がニンジン、ネギの甘さと絶妙なバランス。 ニンジンは花型で抜いておくと、見た目にもいいです。具が煮えたら豪快に、豆腐を割ってスープごと取り分け、薬味とお好みの味付けでいただきましょう。

3.白だし豆乳鍋

【使用した具材】鶏むね肉、白菜、長ねぎ、しいたけ、厚揚げ 鶏むね肉を使って、あっさりとした味わいの豆乳鍋。厚揚げにクリーミーなスープが絡んで、食べごたえがあります。〆はスパゲティーを入れて最後まで楽しめる鍋です。

4.豆乳しゃぶしゃぶ鍋

【使用した具材】豚薄切り肉、レタス、長ネギ、豆乳 豆乳版しゃぶしゃぶ鍋。豆乳には意外に、レタスも合います。しゃぶしゃぶと同様に豚肉、レタス、ネギを豆乳鍋にくぐらせながら頂きましょう。白だしがきいているので、つけだれはなくてもOKですが、食べる時はお好みで、ごま、ラー油、すだちなどを添えて。

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