目次
小見出しも全て表示
閉じる
「昆布酒」は日本酒、昆布、塩、水を混ぜるだけ
この記事は、三越伊勢丹が運営する、食メディア「FOODIE」の提供でお送りします。
「昆布酒の主役は日本酒と昆布。日本酒には魚の臭みを消し、うまみと香りをつけて、ふっくらした食感にする効果があります。昆布にはたっぷりのうまみ成分と上品な香りがあります。どちらも魚との相性は抜群ですから、2つを合わせることで魚がより美味しくなるんです」
そう語るのは伊勢丹新宿店<東信水産>の魚のプロであり、板前経験もある石戸宏さん。
小さめの白身魚を、皮つきのまま漬けるのがおすすめ!
昆布酒に漬ける魚は、真鯛や平目など白身魚(刺身用)なら何でも合いますが、ぜひ試してほしいのは、小さめの白身魚を皮つきのまま漬けること。
「魚は皮と身の間にうまみがあり、昆布酒に漬ければ皮付きのまま美味しく食べられるんです」
白身魚が料亭の味になる「昆布酒漬け」のレシピ
材料(作りやすい分量)
昆布酒
・日本酒…250㎖
・水…250㎖
・昆布…10㎝×15㎝1枚
・塩…15g ※水分量に対して3%
・好みの白身魚(刺身用)…適量
※今回は皮つきの春子鯛(小鯛)の三枚おろしを使用
作り方
1. 昆布酒の材料を合わせる
バットに酒、水、塩を合わせて混ぜ、塩が溶けたら昆布を入れます。
「昆布酒は魚が浸るくらいの量があればOKです。冷蔵庫で2~3日しか持たないので、そのつど使いきれる量を作るといいでしょう」
2. 刺身用の白身魚を漬ける
昆布の上に白身魚をなるべく重ならないようにして並べ、40分~1時間漬けます。
3. 昆布と白身魚を取り出し、バットに並べる
別のバットに昆布酒の昆布を取り出し、魚の水気をきってのせます。ラップをかけて冷蔵庫に入れ、2~3時間おきます。
「時間があれば1晩寝かせるといいでしょう。より昆布のうまみが強くなり、全体に味がなじみます」と石戸さん。
- 1
- 2
刺身の人気ランキング