皮をしっかりくっつけて巻く

春巻きを作る際には、水で溶いた小麦粉を使い皮を閉じます。ここをしっかり行わないと、揚げる時に破れることが多くなります。特に冷凍した春巻きは、解凍せずに油に入れますので、冷凍前にしっかり皮を閉じましょう

水で溶いた小麦粉は、少々硬めがベスト。端から端までぴったりとくっつけることで、破れにくくなりますよ。見た目を良くするために春巻きをカットするのであれば、揚げた直後ではなく2分ほど時間を置いてカットするのがよいですよ。この方が中身が落ち着いているので、カットした際に具が流れ出ません。

春巻きの具材が余ったら?

具材が余ってしまった場合には、食べやすい分量をラップで包んで保存することもできますよ。これを解凍してご飯にのせてもいいでしょう。

もし春巻きに使うことを目的とするのであれば、巻いた状態で保存するのが適しています。具材をしっかりと巻いて春巻きを冷凍保存すれば、油で揚げた際にもパリッと仕上がります。食べる直前に皮で包むより、時短につながるでしょう。

春巻きの解凍方法

そのまま揚げる

冷凍の春巻きを解凍してから油で揚げると、上手に仕上がりません。解凍する段階で具材から水分が出てしまうので、パリッと揚がらないのです。解凍する必要はありませんので、冷凍した春巻きをそのまま揚げましょう。 揚げる際には180℃の油ではなく、160度くらいから揚げはじめるのがベストですよ。冷凍した状態で180度の油に投入すると、破れてしまう可能性が高くなります。まだ油が温まる前からじっくり揚げる方が仕上がりがよくなります。 中心部分が凍っているので、温度の高い油に投入すると外側だけ焦げてしまうこともありますね。これを防ぐためにも低めの温度から揚げる「コールドスタート」を取り入れましょう。油の量はたっぷりではなく、春巻きの半分程度の量でもコールドスタートで上手に揚げることができますよ。

霜は落として揚げる

冷凍していた春巻きの調理前、霜がついている場合は、霜は取り除きましょう。霜がついたまま油に投入すると、水分となりハネて危険です。火傷を防ぐためにも、必ず霜を取り除いてから冷凍していた春巻きを調理しましょう。

春巻きは冷凍して賢く保存!

春巻きを冷凍しておけば、お弁当でも、食事のおかずでも使うことができますよね。さまざまな具材を考えながら春巻きを冷凍しておきましょう。用途に合わせて大きさの違う春巻きを冷凍しておくのもいいですね。 せっかくおいしく作った春巻きも、保存段階でおいしさが減ってしまったら残念です。ご紹介したような方法で、きちんと保存し、便利においしくいただきましょう!

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