ライター : akiharahetta(有竹亜季)

フードコーディネーター / 野菜ソムリエ/料理人

「カルピスバター」とは

Photo by akiharahetta

“白いバターはおいしさの証し”カルピスバターには、市販用と業務用があります。「カルピス特選バター」は市販用。450g入りでメーカー希望小売価格は1,457円(税抜)です。

有塩バターの原材料は、生乳と食塩のみ。80.2%以上の乳脂肪分を含み、用途は菓子、料理、スプレッドです。賞味期限は8ヵ月で、10℃以下での冷蔵保存が必要。

各ネットショッピングサイトや、高級スーパーで購入可能ですよ。

Photo by akiharahetta

1981年に発売された「カルピス特選バター」は、愛され続けるロングセラー商品です。深いコク、透きとおる口どけ、クリーミーな味わいのバターで、生乳からこだわり製造されています。

エージング(熟成)、チャーニング(撹拌)、ワーキング(練りあわせ)と続く製造工程。なかでも、とくにバターミルクで乳脂肪分の粒を洗うバターミルク洗いは、豊かなミルク風味のバターには欠かせません。

丁寧なこだわり製法によって、白いバターが生み出されるんですね。

カルピスバターの味をチェック!

Photo by akiharahetta

何はともあれ、まずは味見をしてみましょう。「カルピス特選バター」の有塩なので、シンプルにバタートーストにしていただきます。バターの色を見てください、本当に綺麗な白ですよね。

味はとにかくフレッシュ!生クリームとバターの中間といった感じで、まるで作り立てのよう。普通のバターと全然違います。ひと口食べたらすぐに違いがわかるはず。

塩気はほどよく控えめで、料理にも使いやすいと思いますよ。おすすめのレシピを3つ用意しましたので、ぜひ作ってみてくださいね。

1. 生地にもバター。レモンバターシュガークレープ

Photo by akiharahetta

調理時間:30分(※生地を寝かせる時間は含みません)

生地、トッピング、両方にバターを使用するクレープです。レモンシュガーは、本場フランスで人気の定番クレープ。シンプルな分、材料の良さが味の決め手になります。バターの風味を充分に味わえるレシピですよ。

材料(30cmフライパン8枚分)

Photo by akiharahetta

〈生地〉
・薄力粉……2カップ
・卵……2個
・牛乳……500cc
・砂糖……大さじ1杯
・カルピスバター(溶かす)……大さじ2杯

〈トッピング〉
・レモン……1~2個
・砂糖……適量
・カルピスバター……適量

作り方

1. 生地を作る

Photo by akiharahetta

ボウルに薄力粉と砂糖を入れ、泡だて器で30回程度混ぜ合わせます。卵と牛乳1/3量を加え、もったりするまで練り合わせます。

残りの牛乳を3~4回に分けて少しずつ加え、そのつどよく混ぜながら、ダマにならないようのばします。

最後に溶かしたカルピスバターを加え、全体をムラなく混ぜたら、冷蔵庫で1時間~ひと晩寝かせます。

2. 焼く

Photo by akiharahetta

フライパンを温めたら、弱~中火にして生地を焼きます。生地は、できるだけ薄くのばしましょう。生地のフチが浮き上がったら、ひっくり返して10秒焼き、ケーキクーラーに取ります。

クレープの裏面に溶かしバターを塗り、砂糖を振りかけ、レモンを搾ります。お好みの形にたたみ、バターの角切りや粉砂糖で化粧をしたら完成です。

編集部のおすすめ