ライター : morico

地域情報雑誌、洋風居酒屋の店長を経験。現在はフリーライターとして活動中です*

浮き粉とは

みなさんは「浮き粉」をご存じでしょうか?料理に使う粉で、実際に使ったことがあるという人は少ないかもしれません。

浮き粉は「じん粉」「本浮き粉」「貫雪粉」とも呼ばれており、小麦粉のデンプンのこと。中華料理で、中身が透けて見えるような半透明の蒸し餃子がありますよね。その蒸し餃子の皮は、浮き粉を使って作られています。浮き粉は小麦粉のたんぱく質が除かれているため、片栗粉のような質感が出るのが特徴的です。

この記事では「浮き粉」についてと、使い方をご紹介いたします。

浮き粉の使い方

浮き粉は上記で述べたように中華料理の蒸し餃子や中華団子の点心に使われることが多いです。日本料理だと天ぷらやたこ焼き、卵焼き、和菓子などにも使用されています。

また、レシピの数は多くありませんが、スポンジケーキやロールケーキ、シフォンケーキといった洋菓子に使われることもあるんですよ。

浮き粉を使った料理はどうなるの?

家庭で卵焼きやたこ焼きを作るときに、浮き粉を入れる人は少ないはず。では、料理に浮き粉を入れるとどうなるのでしょうか。

浮き粉には増量剤としての役割があり、料理がふんわりと仕上がるのを助けてくれるのです。そのため、卵焼きやたこ焼き、シフォンケーキはふわっとやわらかく仕上がります。餃子の皮に使うと、つるんとした見た目が特徴的なもちもち食感を楽しめますよ。

ほかの粉ものとの違い

料理やお菓子作りの増量剤として使われる粉は、ほかにもあります。それぞれどのような成分で作られており、違いがあるのでしょうか。

片栗粉

片栗粉とはその名の通り、カタクリの根茎から作られたデンプンのことを言います。しかし現在ではカタクリの原料不足のため、じゃがいものデンプンで作られていることがほとんど。浮き粉も同じデンプンですが、片栗粉のほうがきゅっきゅっとした独特の質感で、料理のとろみをつけるのに適しています。

上新粉

上新粉とは、うるち米を洗い乾燥させてから粉にしたもののことです。歯ごたえがあるため、柏餅や草餅、ういろう、かるかんなど多くのお菓子に使われています。

似たもので白玉粉という粉がありますが、こちらはもち米のデンプンを取り出して作られており、なめらかな食感が特徴的です。白玉だんごや大福餅などに適しています。
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