玉ねぎはあめ色にする?しない?

玉ねぎをカレーに加えるとき、あめ色になるまで炒めますか?あめ色玉ねぎは、料理の旨味やコクをより一層アップさせる効果があります。あめ色になるまで炒める場合と、炒めない場合。カレーの味わいにどのような違いがでるのか、見ていきましょう。

あめ色にする場合

あめ色玉ねぎは、カレーに強い旨味やコクを与えてくれますよ。玉ねぎは、加熱すると辛味が弱まり、辛味に隠れていた甘味が引き立ちます。加熱することで水分がなくなり、より一層甘味を感じるようになるためです。また、あめ色玉ねぎにすると、香ばしさもプラスされます。

あめ色にしない場合

玉ねぎは、しんなりする程度に炒めても、十分おいしいカレーに仕上がります。玉ねぎの辛味が立った香りがなくなり、全体に油が行き渡り透明になるまで炒めましょう。水分がなくなるまで炒めるあめ色玉ねぎよりも、水分が残る分とろりとした食感を楽しめます。

あめ色玉ねぎの時短方法

あめ色玉ねぎは、40〜50分ほど炒めるため、時間がかかるのが難点ですよね。玉ねぎを小さめのみじん切りや薄くスライスすることで、火の通りが早くなり時短になりますよ。薄切りの場合は、繊維を断ち切るようにカットすることがポイント。

さらに、以下のテクニックを使えば、簡単に手早くあめ色玉ねぎを作れます。ぜひ参考にしてください。

1. 冷凍する

玉ねぎをみじん切り、または薄切りにしてから、一旦冷凍すると、加熱時間を短縮できます。玉ねぎは冷凍することで、細胞内の水分が膨張して細胞壁が破壊されるため、水分が外に出やすくなるためです。

油のひいたフライパンで、凍ったままの玉ねぎを炒めましょう。冷凍玉ねぎからスタートすると、水っぽくなりにくく、約10分程度であめ色玉ねぎを作れます。

2. 水を入れる

フライパンを熱して、少量の水を入れてから玉ねぎを加えて炒めましょう。玉ねぎに火が通りやすく、時短になりますよ。水分が残らないようにじっくり炒めて、あめ色玉ねぎに仕上げてくださいね。

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