ひき肉の冷凍方法

ひき肉は表面積が大きいため酸化しやすく、すぐに劣化してしまいます。そのため、買ってきたらその日使う分と保存する分を分け、保存する分はすぐに冷凍しましょう。

1. しっかり密閉して保存する
ひき肉を保存する時は、ラップをしたらジッパー付き密閉袋などのしっかり密閉できる保存袋などに入れ、なるべく薄く平らにして冷凍庫へ入れます。しっかり空気も抜いておきましょう。

2. 小分けにして冷凍保存する
一回分(1人前)または100グラムずつなど、次に使う時に解凍しやすい量に分けておくと便利です。

3. できるだけ素早く冷凍する
冷凍庫へ入れるとき、金属トレイなどの上にのせて保存すると急速に冷凍ができ、雑菌の繁殖を防ぐことができます。トレイがない場合には、アルミ箔で代用するとよいでしょう。

解凍したひき肉が余ったからと言って、再冷凍をするのはやめましょう。ひき肉の水分や肉汁が出やすくなり、加熱した後にお肉が硬くなっておいしくありません。

冷凍保存期間

冷凍してしまえば、いつまでも食べられると思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、ひき肉は、冷凍保存してから約1ヶ月程を目安に使い切りましょう。

ひき肉を使ったおすすめレシピ3選

1. ジューシー煮込みハンバーグ

Photo by macaroni

ひき肉料理の定番、ハンバーグのレシピです。煮込んでしまうので、生焼けが心配という方も安心。時間があるときに作り置きしておけば、忙しい日に助かりますね。よく味が染み込んだハンバーグは大人から子どもまで大喜び間違いなしです。

2. レンジで10分!和風ガパオライス

Photo by macaroni

豚ひき肉を使っている、簡単和風ガパオライスのレシピです。ナンプラーやバジルがなくても大丈夫。大葉とオイスターソースを使い、和風に仕上げます。フライパンを使わずに、すべてレンジでできるのでお手軽です。具材はアレンジして、お好みの野菜を入れてみましょう。

3. じゃがいもと豚ひき肉のそぼろ煮

Photo by macaroni

とろみのついている餡が絡まっておいしい、じゃがいもと豚ひき肉のそぼろ煮です。大きめに切っているじゃがいもとスナップエンドウで食べ応えも抜群。お箸が止まらないこと間違いありません。味噌や豆板醤で、甘さや辛さを自分流にアレンジしてみてくださいね。

上手に解凍して、ひき肉をフル活用

ひき肉の解凍方法について、いかがでしたか?カチカチに凍ったひき肉の解凍は、つい無理に熱を加えがちな方も多かったかもしれません。冷凍する際に小分けにして保存すれば、包丁の刃を傷めてひき肉をカットする必要もありませんよ。

電子レンジやフライパンを使った解凍方法は解凍する際に熱が通ってしまいますが、流水解凍や冷蔵庫に移す解凍の仕方であれば、買ってきた時のひき肉に近い状態になりますので、ハンバーグのタネなどにも使いやすいですね。

こちらの記事の内容を参考に、ぜひ上手にひき肉を冷凍、解凍してみてください。

編集部のおすすめ