
ライター : shucyan
フードアナリスト / 江戸ソバリエ / ソルトマイスター
「日本ワインを愛する会」会員。フードライターとして新聞・雑誌・ムック本などの紙媒体を始め、これまで複数のグルメサイト、SNSで執筆・情報提供を行い、日本テレビ「ZIP」、テレビ朝…もっとみる
しっかり味!中華粥レシピ
日本のお粥は水で炊いて、お粥自体には味付けはしないのが普通なので水っぽくて、体調が悪いときに食べる病人食のようなイメージが強いですね。中華粥は鶏ガラスープや干し海老などをダシに使い、生姜をアクセントに加えたり、さまざまな具材をトッピングしたりするので味わいが濃厚になり満足感があります。
また、お米は炊いたご飯ではなく生米から煮上げるのが基本的な調理法です。アルデンテの食感が魅力のリゾットと同様に、煮込み具合で食感の調整が可能です。「日本の白粥では物足りない」と感じる方には、本格的な中華粥がおすすめなんですよ。今回は、夕飯にもできるおすすめ中華粥のレシピを25選紹介します。炊飯器や鍋、スープジャーでもできますよ!
炊飯器で簡単に♩中華粥レシピ8選
1. 炊飯器で胃にやさしい本格中華粥
お米1合に対して6カップのお水でお粥を炊きます。お鍋の場合は最初は強火、沸騰したら鶏ガラスープを加えて弱火でコトコト1時間。炊飯器ならお粥モードで、スイッチポンの簡単調理。ゴマ油をかけて完成です。ザーサイ、白髪ネギ、水菜、キクラゲと筍のナンプラー炒め、クコの実などをお好みでトッピング。
2. 手羽元を使ってスープとセパレートタイプの中華粥
炊飯器で少し硬めのお粥を炊きます。その間に水とスパイスを火にかけて沸騰したら手羽元を加え、フタをして25~30分弱火でコトコト煮込みます。手羽元は骨から肉を外してスープに戻し、やや強めの塩味に。白粥に別添えの手羽肉のスープというセパレート・スタイル。お粥にかければ本格的な中華粥に変身です。
3. 土鍋でも炊飯器でも簡単に、ささみ中華粥
時間があれば土鍋で、お手軽に炊飯器のお粥モードでも作れます。鶏のささみをお粥と一緒に炊いてほぐします。お好みの薬味と揚げワンタンの代わりに油揚げをトースターでカリッと焼いて食感のアクセントに。
4. 干し海老とかき卵の中華粥
水を切ったお米にゴマ油をまぶして、お米に油が絡むように軽く混ぜます。炊飯器のお粥モードで干し海老と鶏ガラスープの素を加えて、設定よりかなり多めの水でゆるめに炊き上げます。炊き上がったら溶き卵を回し入れ、軽くかき混ぜて炊飯器のフタを閉めて5分ほど蒸らしたらできあがりです。
5. 親子丼用の鶏肉を使った中華粥
お米、鶏肉親子丼用、塩、白ネギ、ネギの青い部分、生姜を炊飯器に入れてセットするだけの簡単調理です。トッピングはお好みですが、ザーサイと豆腐の塩漬けがあれば最高です。ちょっとクセがあるので人によっては好き嫌いがありますが、お粥にバリエーションが欲しい人にはおすすめです。
特集
FEATURE CONTENTS