ライター : 白井シェル

フリーライター

便利な保存容器「メイソンジャー」とは

名前の由来

メイソンジャーとは、長期保存のために使われるガラス瓶のことです。メイソンジャーの名前の由来は、開発者の名前。アメリカのジョン・L・メイソン氏は、気体が外から入らないよう密封できるねじ蓋付きのガラスを発明しました。そこで自身の名前をとって「メイソンジャー」と名付け、1858年に特許を取得しています。

特許が切れた1875年以降は、Ballをはじめとしたガラスメーカーが類似したガラス瓶を製造するようになり、アメリカの一般家庭に普及していきました。メイソンジャーは気密性があることから、ジャムやピクルスといった保存食を保管するために使用されていきます。

ブームとなった理由

2014年ごろからニューヨークを中心にメイソンジャーのブームが起こります。おしゃれなカフェや飲食店で、メイソンジャーにカフェラテを注いだり、プリンやゼリーなどのデザートを入れる器として使用されるようになりました。

見映えのよさから瞬く間にSNSを通じて広まっていき、翌年には日本でもブームが巻き起こります。現在ではスムージーやサラダのようなカラフルなものを入れる保存瓶として使われていますよ。

メイソンジャーのメリット

メイソンジャーを使うメリットは、繰り返し使えること。紙製品であれば使いきりになってしまいますが、ガラスであれば洗うことができます。またプラスチックよりも長持ちするため、環境にもやさしいです。

メイソンジャーの使い方

ドリンクやデザートを入れて

ドリンクやデザートをメイソンジャーに入れると、華やかな印象になります。特に、フルーツや野菜を使ったスムージーは彩りがよくおしゃれ。素材本来の自然な色味を楽しめます。また、透明感の溢れるゼリーや生クリーム、フルーツをトッピングするプリンやゼリーなどのデザート入れにもぴったりですよ。
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