減塩の塩はしょっぱくないの?

お塩の主成分は塩化ナトリウムですが、減塩塩(ライトソルト)と言って販売されているものは、塩化ナトリウムのほかに塩化カリウムを使って塩辛さを出してます。個人差はありますが、しょっぱさは、通常の塩と変わりないように作られているようですよ。

塩化カリウムの精製は、製塩の工程で発生する苦汁(にがり)から製造する方法が多いようです。塩化カリウムの入った減塩塩は、減塩しょうゆや減塩つゆの素などにも使われています。

作られ方の違い

人工的な加熱工程なしで天日干しで作るのが「天日塩」天日干しの途中で濃縮した海水を過熱して煮詰めるのが「釜焚き塩」で、岩塩は天然の状態で地中に結晶化した塩のことです。湖に高濃度の塩分が集まった天然の「塩湖」というものもあります。ボリビアのウユニ湖が「天空の鏡」と呼ばれ、絶景と共に世界的に有名です。

お米にぴったりなのは岩塩

精製塩はとがった塩辛さがありますが、粗塩同様に天然塩のひとつである岩塩は、マイルドな塩味でお米の甘みを引き出してくれます。さらにおいしくいただくには、岩塩をお湯で溶かして塩水を作ります。その塩水を手につけて握るとムラなく塩味が浸透します。舌に直接塩の粒子が触れないので、よりマイルドな味わいになります。

粗塩を実際に使ってみよう

赤穂塩 あらじお

ITEM

【赤穂塩 あらじお 600g】肉・魚・野菜料理によくなじむ国産塩 天然塩 ミネラル 粗塩

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粗塩は粒子が大きくて塩辛さが持続するので、ステーキやカツオのたたきなどに使うとカリッとした食感と共に味覚を楽しめます。抹茶塩やハーブソルトのようにフレーバーを含んだお塩もあり、天ぷらやサラダで素材のうま味をより引き立ててくれます。

お塩は味付けとして直接使うだけでなく、ほかの素材と組み合わせて生野菜に塩を加えてもめば一夜漬けができるし、例えば大豆と糀に粗塩を加えれば自家製のお味噌を作ることができます。単なる味付けだけでなく調理にも使いみちがあります。

食べてみよう!ひんぎゃの塩ラーメン

粗塩を使ったおいしいラーメンもあります。びりっとした塩辛さがアクセントになっているようですね。

お好みのお塩を探してみましょう!

粗塩について、またそのほかのお塩との違いについていかがでしたか?輸入品も含めて、現在は数え切れないほど多くの種類のお塩が販売されていて、お塩の専門店ができてしまうほど。

粗塩や岩塩といっても、フレーバーをつけたり、食材に合わせて作ったものなど、さまざまな特徴と味わいのものがありますので、ぜひいろいろなタイプの塩を試してみるとよいですよ。いろいろなお塩を口にしてみて、ぜひお好みにお塩を見つけてくださいね。

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