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西京焼きはどんな料理?
西京焼き(さいきょうやき)とは、魚や肉の切り身を西京味噌に漬け込んでから焼く京都の伝統料理です。明治維新以降に都が京都から江戸に移り、京都は「西の京」と呼ばれるように。そのことが由来となり京都発祥の白味噌は「西京味噌」と呼び、西京味噌に漬け込むことを「西京漬け」と言われるようになりました。
もともとは魚の保存性を高めるために西京味噌に漬け込んでいたようですが、今では旨みを引き出すための意味合いのほうが強いです。
もともとは魚の保存性を高めるために西京味噌に漬け込んでいたようですが、今では旨みを引き出すための意味合いのほうが強いです。
意外と簡単!たらの西京焼き
たらの西京焼きは西京味噌のほどよい塩味やコク、甘みがたまりません。脂ののったふわふわのたらに、味がよく染み込んで絶品です。
西京味噌はまろやかな味わいなので、我が家では子どもも喜んで食べます。大人はビールや焼酎と一緒にいただくのが至福の時間です。お好みでカットレモンや大根おろしなどを添えてもよいですね。
西京味噌はまろやかな味わいなので、我が家では子どもも喜んで食べます。大人はビールや焼酎と一緒にいただくのが至福の時間です。お好みでカットレモンや大根おろしなどを添えてもよいですね。
和食の定番!たらの西京焼きの基本レシピ
調理時間
60分
*西京味噌に漬け込む時間は含みません
和食の定番、たらの西京焼きの基本レシピをご紹介します。むずかしいイメージがあるかもしれませんが、西京味噌を使うので作り方は簡単。自宅で手軽においしい西京焼きが作れますよ。ごはんやお酒と一緒にいただきましょう。
材料(2人分)
コツ・ポイント
- たらの水気と一緒に臭みも出るためキッチンペーパーでよく拭き取る
- たらの表面についた西京味噌はしっかり拭き取ると焦げにくい
- 焦げやすいため、火加減を調整し様子を見ながら焼く
作り方
1.たらに塩をふる
Photo by morico
たらの両面に塩をふります。ラップをし、冷蔵庫で20~30分置きます。
Photo by morico
20~30分後、キッチンペーパーで水気をしっかりと拭き取ります。
2.みそ床を作る
Photo by morico
西京味噌と酒、みりん、砂糖を混ぜます。
Photo by morico
よく混ぜて、なめらかになればOKです。
3.たらをみそ床に漬け込む
Photo by morico
皿やバットに1/3量くらいのみそ床を広げます。
Photo by morico
たらを置き、全体にみそ床を塗ります。
Photo by morico
ラップをして、1~2日漬け込みます。
4.みそ床を取る
Photo by morico
たらについているみそ床を、ゴムベラを使い取り除きます。ある程度取り除いたらキッチンペーパーで残っているみそ床を拭き取ります。
5.焼く
Photo by morico
きれいにみそ床を取り除いたら、魚焼きグリルにしわしわのアルミホイルをのせます。その上にたらをのせ、弱火で5~8分ほど焼きます。片面焼きの場合は弱火で5分ずつくらいでひっくり返してください。
6.完成
Photo by morico
皿に盛って完成です。
よくある質問
西京焼きを作るときの魚以外の代替品は何ですか?
牛肉や豚肉、鶏肉など肉を漬けるのもおすすめ。肉がやわらかくなり、ごはんがすすむ濃いめの味わいが魅力です。クリームチーズを漬け込むと、上品でお酒がすすむおつまみになりますよ。
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