Name: 【野菜ソムリエ解説】長ネギの賞味期限。長持ちさせるテクニックも！
Cuisine: 日本

通常は、1週間ほどの保存が可能な長ネギですが、できることなら、おいしい状態でもっと長持ちさせたいですよね。そこで、冷蔵庫で長期保存できる方法をご紹介します。

まず、長ネギをカットしてポリ袋に入れ、底から3〜5cm程度の水を入れて根元部分が水に浸かるようにし、口を結びます。ジッパー付き保存袋に入れ、倒れないように瓶や収納ケースなどに立てて冷蔵庫で保存しましょう。

この方法であれば、2週間ほどみずみずしい状態で保存可能ですよ。ただ、2日に一度水を交換しなければ、腐りやすいので注意が必要です。

刻んだ長ネギの場合

Photo by macaroni

最後に、刻んだ長ネギの保存方法です。刻んだ長ネギは、キッチンペーパーを敷いたプラスチック容器に入れて、冷蔵庫に入れましょう。2日ほど経つとキッチンペーパーが濡れてくるので、新しいものと交換します。保存期間は約1週間。

鍋物や炒め物用に斜め切り、みそ汁や薬味用に小口切りにしておけば、すぐに使えます。調理時間の短縮ができ、とても便利。これはほかのネギでも可能な保存方法なので、ぜひ覚えておきましょう。

長ネギの冷凍保存方法

Photo by macaroni

長ネギを長期保存したいなら、冷凍保存がおすすめ。しかし、解凍すると水っぽくなってしまうため、調理する際は解凍せずにそのまま使いましょう。冷凍保存した場合の長ネギの保存期間は1ヶ月程度です。

そのまま冷凍保存

使い道が決まっていないときは、そのまま冷凍保存しておきましょう。作りたい料理に合わせて切り方が自由自在に変えられます。

保存方法は、まず長ネギを洗って水分をしっかり拭き、ジッパー付き保存袋の大きさに合わせて切ります。使う分量ずつラップで包んで、ジッパー付き保存袋に入れて空気をしっかり抜きましょう。袋を閉じて冷凍庫に入れます。1ヶ月程度保存可能。

鍋物や焼き物、煮物、汁物などさまざまな料理に使えますよ。使うときは、解凍せずに切り凍ったまま調理しましょう。

油をからめて冷凍保存

長ネギに油をからめて保存する方法もあります。チャーハンやドレッシングに使ったり、炒め物や焼きそばの具材にしたりと重宝しますよ。

まず、長ネギをみじん切りにします。（料理の使い道によって、斜め切りや3cmほどの小口切りなど大きめにカットしてもOK。）ジッパー付き保存袋に入れて、ごま油やオリーブオイルなどお好みの油を注ぎ全体にからめましょう。空気をしっかり抜いて封をし、冷凍庫で保存します。1ヶ月程度保存可能。

使うときは、必要な分を取り出します。長ネギの香りが油に移り、料理に風味や旨味をプラスできますよ。

刻みネギの冷凍保存

刻んだ長ネギも冷凍保存が可能です。ただ、細かく刻むことで香りや旨味が飛びやすいため、保存期間は約2週間。なるべく早めに使い切るようにしましょう。

保存方法は、まず刻んだ長ネギの水気をしっかり拭き、小分けにしてラップで包みます。ジッパー付き保存袋に入れて封をし、冷凍庫に入れましょう。金属トレーにおいてから冷凍すると短時間で凍らせることができ、おいしさを損なわずに済みますよ。

刻んで冷凍した長ネギは、みそ汁やスープ、チャーハンなどに使えます。使うときは、解凍せずに加熱調理しましょう。

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長ネギを上手に保存して、最後までおいしく食べよう