ライター : milkpop

栄養士 / 製菓衛生師

贈り物に◎「発酵さしすせそ羊羹」

手土産をもっていくとき、なにかと悩みますよね。そんなときには、モダンでおしゃれな和スイーツはいかがですか?今回おすすめするのは、五穀屋の「発酵さしすせそ羊羹」です。 今回は「発酵さしすせそ羊羹」について詳しくご紹介します!

五穀屋「発酵さしすせそ羊羹」って?

おすすめしたいのは、こちらの「発酵さしすせそ羊羹」。和菓子にはめずらしい、「さしすせそ」の発酵調味料をベースにした5種類の味の羊羹です。ツヤツヤと輝くその姿、まるで宝石のように美しいですよね!
食べるときは付属の爪楊枝で刺し、ゴムを割ってからいただきます。ほのかな発酵調味料の香りと、ツルンとなめらかな舌触りがたまりません。SNSでも「味も見た目もとっても上品」「プチんと滑りでるのが楽しい!」「かわいすぎて食べられない……」と絶賛の声が続いています。
しかし、おしゃれなのは羊羹だけではありません。羊羹を収めている箱もこだわりの逸品。なんと、一筆でにじみやぼかしを描く「一文字ぼかし」という手法で色付けされているのです。こうすることによって、時間や季節の経過を表現しているのだそうですよ。こういった細やかな部分への気配りも、人気の秘密かもしれませんね。
「発酵さしすせそ羊羹」は全種味わえる5個入りが人気ですが、単品からでも購入ができます。手土産にぴったりな「15個入り」(税込4,860円)はもちろん、ちょっとした贈りものにぴったりな「3個入り」(税込972円)も人気だそうですよ。 賞味期限も製造日から30日間と長めに設定されています。たくさんチョコレートをもらう可能性のあるバレンタイン、こういった日持ちがするお菓子はありがたいですよね。

静岡県浜松の和菓子店「五穀屋」

「発酵さしすせそ羊羹」が購入できるのは、静岡県浜松ニコエ(nicoe)内にある和菓子店「五穀屋」。あの『うなぎパイ』で有名な春華堂さんの新ブランドです。 通路がそのままお店になっており、思わず立ち止まってしまいそうな洗練されたデザインが目をひきます。こちらでは『体に美味しい和の知恵菓子』をテーマに、体にやさしいユニークなお菓子を販売しているようですよ。
店内にはちょっと座って休憩ができるイートインスペースがあり、お茶や甘酒、お団子や季節の和菓子などがいただけます。やわらかな陽光のなかできれいなお庭を堪能しながら、おいしい和菓子に舌鼓をうってみてはいかがでしょうか?

発酵さしすせそ羊羹 五季(いつき)とは?

さて、先ほどご紹介した「発酵さしすせそ羊羹」ですが、正式名称は「発酵さしすせそ羊羹 五季(いつき)」といいます。名前の由来は、5種の味をとおして5つの季節を感じて欲しいという思いからきているそうですよ。 いやでも、ちょっと待ってください。季節って4つのはずですよね?……実は、最後のひとつは季節と季節が移り変わる「土用」の期間を表しています。単純に春夏秋冬を題材にしているのではなく、少しずつ変化していく『季節の移り変わり』そのものを表現しているというわけなのです。

酒(透明)

では、肝心の味の説明にまいりましょう!画像右から2番目、美しい無色透明のひと粒は「酒」の羊羹。調味料さしすせその「さ」といえば「砂糖」ですが、発酵をテーマにしているので発酵調味料である辛口の日本酒から作られています。 陽光に透かすとキラキラ輝くその姿で、穏やかな春の日差しを表現しているのだそう。ひと口頬張れば、お酒の芳醇な香りとやさしい甘さが口いっぱいに広がりますよ。

抹茶塩糀(深緑)

濃い緑色をしたひと粒は、抹茶と「塩糀」を使った羊羹です。「抹茶+塩」というと苦みとしょっぱさが際立ってしまうようなイメージですが、まろやかな塩糀を使うことで角の無いやさしい味わいに仕上がっています。 しっかりとした抹茶の風味は、まるで初夏に芽吹く新緑のよう。冷やしてもおいしそうな上品なひと粒です。

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